Blog記事一覧 > 健康情報 | 芝公園・浜松町・赤羽橋・三田 芝公園整骨治療院 - Part 8の記事一覧
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
皆さん、温湿布と冷湿布、どちらを使ったら良いか迷ったことはありますか?
前回、前々回と、腰痛やそれに伴う下肢症状についてお話しました。
当院にも、慢性腰痛やぎっくり腰(≒急性腰痛)で来院される方が多くいらっしゃいますが、
そういった方から、「温湿布と冷湿布、どちらを使ったら良いですか?」という質問をよく受けます。
結論から言いますと、「どちらでも大丈夫です」。
一般に「温湿布」「冷湿布」という言い方をされますが、
各々は、「温感湿布」「冷感湿布」と言って、
皮膚に貼った時に皮膚表面で「温かく感じる」か「冷たく感じる」かの違いです。
主たる成分は、どちらも「消炎鎮痛」成分で、
主たる効能は、「炎症を抑えたり痛みを和らげる」という点で同じです。
各々、湿布に添加されている清涼成分(冷感湿布の場合)や唐辛子成分の様なピリピリ成分(温感湿布の場合)が皮膚を刺激して、貼った時に、スーッと冷たい感じがしたり、ピリピリとして温かい感じがしますが、実際に患部を温めたり、アイシングの様に冷やしたりする効果はそれ程大きくありません。
とは言え、心理的な効果もあるので、
患部に炎症があってズキズキする時には冷湿布の方が効くような気がする、とか、
慢性の鈍痛の場合は温めた方が血行が良くなって楽になる様な気がする、ということはあります。
接骨院や治療院でも、昔は、「急性の痛みの時は冷湿布」、「慢性の痛みには温湿布」と指導していたことも多いように思いますが、
上述の通り、主たる効能は同じですので、湿布薬の「温感」「冷感」に関しては、「使う方のお好み」で使い分けて頂いて結構です。
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
〜首、肩、腰の痛みや交通事故施術〜
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03-6400-3511
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
前回は「腰痛」の原因についてお話しました。
腰痛を訴える患者さんの中には、下肢の痺れや痛みを伴う方も少なくありません。
(腰痛はあまり無く、下肢症状だけの場合もあります)
「坐骨神経痛」など、下肢の症状の原因は、前回、「腰痛の主な原因」としても紹介した、
「腰椎」(腰椎に出来る棘)や、腰椎と腰椎の間の「椎間板」、或いは「脊柱管」による神経の圧迫が主なものです。
「腰椎椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」といったものがそれに当たります。
坐骨神経痛の場合は、これら「腰椎」まわりの問題以外に、「臀部」で神経が圧迫されて生じるものもあります。
「梨状筋症候群」などがそれです。
腰椎の間から枝分かれして出た坐骨神経は、下肢へと下ってゆく途中で、梨状筋などの臀部の深い筋肉の間を貫いて下降します。
その通過部分の筋肉で神経が圧迫されると、そこから下の下肢に症状が出現します。
こうした場合には、臀部の深い筋肉を狙って“針”を打ったり、臀部の筋肉をしっかりとほぐすことで症状が軽減することがあります。
「腰椎椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」の診断を受けている方の中にも(「梨状筋症候群」の診断は無い)、
詳しく問診をさせて頂いていると、下肢症状の直接の誘因は梨状筋の問題ではないかと思われるケースも少なくありません。
そして実際に、臀部の筋肉への針の施術などで、下肢の症状が軽減、もしくは消失したケースも少なくありません。
中には腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症に対する手術を勧められていた方もいらっしゃいました。
もちろん、画像診断で「ヘルニア」や「狭窄症」が明確に認められている場合には、間違いなくそれらの原因はありますし、
その程度によっては改善が難しい場合もありますが、
臀部での圧迫を軽減したり血流を良くすることで下肢症状が改善することは多々あります。
坐骨神経痛をはじめ、下肢のしびれや痛みでお悩みの方は、是非一度ご相談ください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
今や国民病とも言える腰痛。長引く慢性腰痛に悩む方は少なくないですね。
腰の痛みだけでなく、坐骨神経痛などの症状を併発して、下肢のしびれや痛みを伴う方も少なくありません。
「腰痛の約85%は原因不明」という言葉を聞いたことがある人もいらっしゃると思います。
しかし、この数字は、まだまだ画像診断の精度が低かった時代の米国の家庭医の論文データに依る様です。
現在では様々な画像診断の技術が進化しているので、きちんと問診、検査すれば80%は原因が特定できる、という見解を示しているドクターもいます。
それでも尚、はっきりとした原因が見つからない腰痛に悩む方は少なくありません。
腰は、骨盤(仙骨)の上に臼状をした五つの「腰椎」が積み重なっています。
一般に「腰痛」の原因として挙げられるものは、主に次の通りです。
〇腰椎の椎体に問題が生じたもの。
〇椎体と椎体の間のクッション(椎間板)に問題が生じたもの。
〇腰椎と腰椎の関節部分(椎間関節)に問題が生じたもの。
〇腰椎の下の仙骨と骨盤(腸骨)の関節(仙腸関節)に問題が生じたもの。
〇椎体後方の神経の通り道である脊柱管に問題が生じたもの。
〇腰周囲の筋肉や筋膜に問題が生じたもの。
今までに腰痛を経験された方も、概ね上記のいずれかに当てはまる様な説明をされたのではないかと思います。
これら以外で、慢性腰痛の原因として考えられるものとして、今回、「上臀皮神経障害」を紹介します。
「上臀皮神経」は、第1~3腰神経の枝(後枝・外側枝)が下方に下って臀部の外側の皮膚に分布したものです。
この神経が、腰の下部・ウエストラインあたりで筋膜(胸腰筋膜)を貫き、骨盤の上縁(腸骨稜)を超えるところで絞扼されると、腰痛の症状を引き起こします。
これが「上臀皮神経障害」です。
腰を反らす、捻る、長い時間立つ、座る、歩く、などでウエストライン辺りに痛みが出るのが特徴です。
上臀皮神経は非常に細いのでMRIなどでも診断は不可能な様で、ひと昔前は認知度も低かったようです。
以前は全腰痛の2%程度と言われていた様ですが、最近では全腰痛の12~14%程度を占めるのではないかとも言われ、認知度も上がっています。
検査技術が更に進歩すれば、原因として認識される割合は更に増えるかもしれません。
(上殿皮神経があればもちろん下殿皮神経もあります♪ こちらは仙骨から出て殿筋下部へ分布しています)
こうした可能性が疑われる場合には、これらの部位に針を打ったり筋肉をほぐしたりし、
腰から臀部(骨盤)への移行部や、臀部の上縁から外側にかけての緊張や硬さを緩めて
上臀皮神経の圧迫を軽減することで症状が軽減することがあります。
長引く腰痛、原因不明の腰痛にお悩みの方は、こうした可能性もあるかも知れません。是非一度ご相談ください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
このブログでも度々「運動」すること、つまり自分自身で「筋肉」を動かす、「筋肉」に刺激を与えることの大切さを書いてきました。
今日は、「なぜ筋肉を働かせることが大切なのか」を理解して頂く為に、「筋肉の作用」のいくつかを紹介したいと思います。
筋肉には、「力を発する」、「関節を動かす」、「体を支える」、「脂肪を燃やす」といった代表的な働きがあります。
こうした「運動器」としての働きは誰しもイメージしやすいですよね。
それ以外にも筋肉には次の様な働き(作用)があります。
〇筋肉量が多いほど体に「水分」を蓄える力が増します。つまり筋肉(量)は夏の「熱中症対策」として働きます。
〇同様に、筋肉量が多いほど「糖」を取り込む力が増えます。つまり筋肉(量)は「糖尿病対策」としても働きます。
〇ゆっくりとした筋トレによって筋肉中に蓄積された乳酸や二酸化炭素は、脳下垂体を刺激し、「成長ホルモンの分泌」を促します。成長ホルモンの分泌は、代謝を上げ、「アンチエイジング」にもつながります。
〇筋肉を活発に動かすことで脂肪分解酵素が活性化され、悪玉コレステロールが減少し、善玉コレステロールが増加します。結果、「動脈硬化予防」の効果があります。
〇身体が危機的状況に陥った時に筋肉を分解することで出る物質は、リンパ球を増加し、「免疫力をアップ」します。
この様に、運動をして筋肉を動かすことで、筋肉は様々な働きをします。
これら以外にも、近年では、
〇筋肉はもはや「内分泌器官」のひとつとしての働きもある。
〇筋肉(運動)が「脳」に影響を与える。
〇筋肉にかかるストレスは「メンタル面でのストレス強化」になる。
〇運動と休息のメリハリによって交感神経と副交感神経の切り替えのメリハリが付き、「自律神経の調整・安定」にもつながる。
などといったことなども盛んに言われています。
とは言え、「運動は苦手」という方もいるでしょう。
しかし、何も歯を食いしばった激しい筋トレや、ヘトヘトになる様なハードな運動が必要な訳ではありません。
便利な世の中になって、座ったまま指先ひとつで様々なことが完結するようになった現代、単純に日常生活での動作負荷が減っています。
ジムや運動教室に通わなくても、先ずは座りっぱなしを減らし、歩く機会を増やしましょう。
そして、時々は軽く息が上がる程度のウォーキングをしたり、
また時々は、筋肉に少し張りが出る程度の運動をすることから始めてみましょう。
その積み重ねで、数年後のあなたはきっと元気です!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の高橋です。
今日は改めて活性酸素についてお話します。
私たちの身体は酸素を利用してエネルギーを作りますが、酸素を利用すると同時に活性酸素が常に体内で生じています。
この活性酸素が、老化、がん、しわ、しみ、糖尿病、脂質異常症、動脈硬化などの生活習慣病の原因にもなります。
活性酸素が増える要因として、ストレス、食品添加物、たばこ、激しい運動、飲酒、紫外線などがあります。
ですが、悪いことばかりではなく、体内に異物(ウイルス等)が侵入してきた時に
ヒトの体は防御態勢に入り、異物を除去する為に様々な抗体反応が起こります。
その時に異物を攻撃するのに働くのも活性酸素です。
活性酸素は異物が強力であればあるほど、より強力な活性酸素で戦います。
元々何かの基礎疾患を持っている方は活性酸素が多く出ているので
体が弱ってしまい重症化しやすくなります。
若い方は抗酸化力という防御力や再生能力も高いので多少の細胞が傷ついてもそんなに問題ないかも知れませんが。お年寄りや
持病を持っている方は危険ということです。
人間が生きていく為に不可欠な活性酸素。
一方で多すぎると体を攻撃したり、さび付かせたりします。
少しでも抑えることが出来れば、正常な細胞が傷つくことを防げます。
例えば普段から野菜を多くとる事を、特にビタミンCが多いものを選びましょう。
ですが、あくまで食生活はバランスが大事です。
さらにストレスがかかると自分が思っている以上に活性酸素が出ています。
ストレスを減らすように努める方がいいです。
当院には活性酸素除去装置エアナジーがあります。
鼻から専用のチューブを付けて吸引するだけです。
活性酸素の減少はもちろんのこと、二酸化炭素と乳酸を減らします。
更に基礎代謝を高め、脂肪の燃焼を促進し、善玉コレステロールを増やします。
その他自律神経のお悩みや花粉症、鼻づまりなどにも効果的です。
是非お気軽にお試しください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
皆さん、日常の動作が楽になる「体の使い方」を知れたら良いと思いませんか?
「正しい姿勢」、「正しい動き方」、
こうしたヒントを古武術から学ぼうという講座『古武術に学ぶ 体の使い方』が、NHK(総合、教育Eテレ)の『趣味どきっ!』で始まりました。
古武術というと何だか古臭い、現代人には縁の無い世界の様に感じますが、
ひと昔前、巨人の桑田投手復活の陰に古武術の稽古があった、という報道で注目を集めたことがあります。
その更に前では、王選手の一本足打法の完成に合気道の達人の指導があったことをご存知の方もいらっしゃると思います。
近年では、「古武術介護」などという言葉もあり、介護の現場で、介助の際に体に負担の少ない体の使い方が、古武術をヒントに生み出されています。
コロナ禍でおうち時間が増えている為か、患者さんからは、「運動不足」と「姿勢が気になる」というワードが良く聞かれます。
「運動不足」+「不良姿勢」は、肩凝りや腰痛の原因となり、血流も悪くなって疲れも抜けにくくなります。
日常的に動く機会が減り、運動不足だと感じていても、ジムなどに行くのは感染や人混みを気にする方もいます。
単純に外出がおっくうになってしまった方もいるでしょう。
その上、一日中家で座っている時間が長くなると、当然姿勢も悪くなりがちです。
そこに、運動不足による筋力低下も手伝って、増々正しい姿勢を維持し辛くなり、不良姿勢が習慣化。
こうして体が動き辛くなると益々運動不足に…、と、どんどん悪循環してゆきます。
この悪循環を打ち破るのは、先ずは、場所や時間を取らずに「お家で出来る運動」でしょう。
そして、「正しい姿勢」、「正しい動き」を行い維持する為に必要な運動です。
この講座ではそうした運動が紹介されています。
ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
健康のために、是非、体にとって楽な体の使い方を身に付けましょう!
もしも「テレビや動画、書籍の情報だけでは分かりにくい」という方や、「自力だけではどうしようもない」といった方は、是非当院まで!!
お身体に合わせた施術と同時に、個々のライフスタイル応じた日常生活でのアドバイスをさせて頂きます!!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
皆さん「玉ねぎの皮」が健康に良いって知っていましたか?
私は、血液サラサラ効果が高いということで玉ねぎそのものは毎日のように食べていますが、
皮は、正直、捨てるものだと思って捨てていました。
先日放送されたNHKの『所さん!大変ですよ』という番組で玉ねぎの皮の健康効果が取り上げられていました。
番組によると、玉ねぎの皮には、ポリフェノールの一種・ケルセチンが、可食部(つまり普段食べている実の部分)の40倍も含まれていて、活性酸素の除去や、血流改善の効果があり、脳梗塞や心筋梗塞の予防、更には美肌の効果も期待できるとのこと。
そこで、番組でも紹介されていた玉ねぎの皮のお茶を試作してみました!!
皮は農薬が付いている可能性があるので良く洗うこと、
また、黒い汚れのものはカビの可能性があるので使用を避けた方が良いとのこと。
玉ねぎ3つ分の皮ならば、鍋に1リットルの水を沸騰させ、弱火で5分煮るとのことでしたので、概ねその分量でやってみました。
なかなかキレイな色が出て一見おいしそうに出来ました。
煮過ぎると苦くなると言っていましたが、やや煮過ぎたのか、少し苦みが出ました。
が、まあまあ、身体に良さそうな味(?)。
味の好みはあるかと思いますが、興味のある方はお試しください♪
ちなみに、可食部(いわゆる実の部分)も今更言うまでもなく高い健康効果があります。
腸内細菌やビフィズス菌、乳酸菌のエサとなるフラクトオリゴ糖が多く、主に便通の改善や腸管免疫力のアップが期待できるようです。
免疫力の向上が必須の昨今。
身体に良さそうなものは色々と試し、ご自分に合った、持続可能な健康法を是非みつけてください!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
コロナのオミクロン株が急速に蔓延し、全国で第五波を超える勢いとなっています。
重症化のリスクは少ない様ですが、単純に数が増えて来ていることで『まん防』の適用範囲も増えて行きそうですね。
「あ~、またか・・・」と、メンタル面に与える影響は少なくないと思います。
精神的なストレスは、当然、肉体にも影響を与え、身体の不調を招きかねません。
話は変わりますが、鍼灸で用いるツボには、「神」や「霊」、「魂」といった文字の付くツボが多くあります。
神道や神門、神堂、霊道や霊台、または魂門などといったツボです。
「神」や「霊」、「魂」は、オカルト的な意味ではなく、「精神」の「神」=「こころ」を表しています。
つまり、「こころ」の「通り道」や「出入りする門」、「こころ」の「居場所」、といった意味のツボです。
他に、意舎や志室といった名前のツボもあります。
「意」や「志」というのは「こころ」の様相、働きの一面を表しています。
例えば「志」は、何か目的に向かって動こうとするこころの働きです。
鍼灸医学では、こうした『精神(こころ)(の働き)』は『五臓(内臓)』に宿っていると考えています。
つまり、精神(こころ)の状態はそのままストレートに身体(肉体)の状態に影響し、
身体(肉体)の状態もまた精神(こころ)の状態に影響を与えるのです。
上記の様に、鍼灸のツボには「こころ」を表す名前のツボが多くあります。
つまり、鍼灸では、身体(肉体)のツボに刺激を与えることで、
精神(こころ)の状態によって引き起こされた身体の不調を改善し、
肉体の不調を改善することで、そこに宿っている精神(こころ)の状態も整えられるのです。
コロナ禍が長引く中、何となく原因不明の身体の不調が現れている方もいらっしゃると思います。
睡眠や便通、女性であれば生理など、もともと規則正しかったものが乱れてきた、という方もいらしゃるでしょう。
こうした、現代風に言えば「自律神経の失調」や「ストレスによるもの」と言われる様な症状にも鍼灸は有効です。
思い当たる症状のある方は是非一度ご相談ください。
コロナ禍を健康維持して乗り切りましょう!!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
寒さが増し、先日は東京でも大雪となりました。
コロナの再拡大も心配ですが、こうした寒い時期は、普通に風邪をひきやすい時期でもあります。
風邪(かぜ)は風邪(ふうじゃ)とも読みます。
風邪(ふうじゃ)は、風に乗って自然界から人体に侵入して来て悪影響を及ぼす邪気という意味です。
寒邪が風邪(ふうじゃ)に乗ってやって来る風寒邪が体に侵入すると、ブルブル、ゾクゾクっと寒気を感じて風邪(かぜ)の引き始めになります。
最初にゾクゾクっと寒気を感じる首や背中には、風門や風池、風府といった名前のツボがあります。
文字通り、「風邪(ふうじゃ)が侵入してくる門」や「風邪(ふうじゃ)が集まりやすい場所」、という意味のツボです。
鍼灸の施術では、こうしたツボに針やお灸をして寒気を追い出しますが、
ご家庭では、ゾクゾクっとした段階でこうしたツボの辺りをホカロンや蒸しタオル、あるいはレンチンする保温グッズなどで温めてあげることで対処できます。
後は、暖かくして休んで頂ければ、汗と共に寒気が追い出され、たいていの風邪(かぜ)の場合は初期の段階で解決できます。
(発汗した場合には、反って冷えない様に着替えて再び暖かくしてください)
あと、意外と見落としがちなのは、膝から下や足元の防寒を怠ってしまうことです。
先に紹介した風門というツボは、足の太陽経という経絡上にあります。
この経絡は、後頭部から背骨の両側を背中、腰と下り、下肢の後面を通って足の小指まで通っています。
足元が冷えると冷えがこの足太陽経を逆流して背中に上り、風門あたりで体の中に侵入すると考えられています。
寒さが厳しいこの時期、腰や腹、背中はもちろん、膝から下、肘から下といった末端も十分に暖かくするよう心掛けてください。
当院では、この冬、腹巻やレッグウォーマー、アームウォーマーにハンドウォーマーなど、防寒・保温グッズをラインナップを揃えて販売しています。
是非ご利用頂き、風邪知らずで元気に冬を越しましょう!!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
「もういくつ寝るとお正月♪」ですね。
「お正月くらいしかお寺に行かない」、という人も多いと思いますが、
鍼や灸が免許(資格)制度になる前は、お寺などでも地域の人の「病気予防」や「健康維持・増進」のために『お灸』を行っている所がありました。
弘法大師の八十八か所霊場がある四国では、「お接待」として参拝者(お遍路さん)に灸が行われたり、各家庭でのお灸も盛んだった様です。
『弘法の灸』や『ほうらく灸』(これは主に「夏の土用」に行われていたようです)など、地域によっても呼び名や施灸方法の異なるお灸の風習があったようです。
今は鍼灸院などに行かなければお灸の施術は受けられませんが、
薬局やドラッグストアなどでは、セルフケアに使える手軽なお灸も売っています。
セルフケアとしてよく行われるのが「足三里」というツボへのお灸です。
足三里は、膝のお皿の下に左右2か所あるくぼみの内の、外側のくぼみから約三寸(自分の指四本分)下にあるツボです。
このツボは、基本的には胃腸の具合を調整するツボですが、
疲労回復、健康増進の万能ツボとして用いられることが多いツボです。
松尾芭蕉が足三里にお灸をしながら旅をしたことでも有名です。
今の時期は、一年間の疲れが溜まっている所に、(コロナ前ほどでは無いにせよ)多少飲食の機会も増え、胃腸も疲れやすい時期です。
お正月はお正月で、以前ほど外出が出来ない分、『せめてお家で美味しいものを!』と、これまた胃腸に負担がかかることでしょう。
興味のある方はお灸でセルフケアをして元気に年を越しましょう!!
『興味はあるけど、どうやったら良いか分からない』という方は、一度、鍼灸の施術を受けにご来院ください。
家庭でのお灸の仕方やお灸の部位をご指導させて頂きます!!
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