Blog記事一覧 > 健康情報 | 芝公園・浜松町・赤羽橋・三田 芝公園整骨治療院 - Part 3の記事一覧
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
先日、NHKの夜7時のニュースで、「子供ロコモ」が増えている、という報道がなされていました。
何気ない普通の日常動作の中で転倒したり、それによって骨折をしたりする児童が増えているのだそうです。
「ロコモ」とは、皆さんご存知の通り「ロコモティブシンドローム」のことです。
筋肉や骨格(関節)といった運動器の機能が弱ることで日常での基本的な移動機能などが低下している状態を指します。
「ロコモ」以外では、加齢により筋肉量が減少したり、筋力が低下した状態を指す「サルコペニア」
さらに、虚弱や老衰を意味する語が語源で、加齢により心身が衰えた状態を指す「フレイル」などの言葉が知られていますね。
これらの状態、これまでは加齢とともに高齢者に生じる状態として注意喚起されてきましたが、
最近では、児童の間にも多いとか。
原因としては、最近の子供たちの日常的な運動離れに加え、コロナ禍での外出控えなどが、より運動不足に繋がり、運動器機能の低下につながっている可能性があるとか。
となると、注意しなくてはいけないのは、高齢者と児童・子供だけでないことが想像つきますね。
そうです。その中間にいる働き盛りの若年層~中高年層の方々。
ただでさえ便利な世の中で、日常での運動量が減少している上に、
リモート・ワークが増えて一日中家から出ずにパソコンの前に座りっ放し。
こうした生活が長く続いたことによってロコモティブシンドロームの危険性は確実に上がっているのではないでしょうか?
最後まで自分の足腰で健康に動けるように、日々の生活の中での運動には気を配りたいものですね。
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
『1日1万歩、ただ歩いただけでは、
膝を伸ばす筋肉、酸素を取り込む力(に対する効果)は、
歩いていない人と大差ない』
というデータがあると聞いたらいかがですか?
これは朝の健康番組『健康カプセル元気の時間』で紹介されていたお話です。
(令和5年4月23日放送分/女子栄養大学・栄養学部教授・医学博士・新開省二先生のお話)
健康効果を出すためには、
『持続的な運動、ある程度の強度がないとあまり意味がない』こと、
『肥満、骨密度、血糖値など、目的別の対策が必要』なこと
などが紹介されていました。
ただ歩く時間や歩数だけを目標に歩いていても効果は薄いのですね。
そういえば、以前にこのブログで(2022年4月27日ブログ)、
筋トレを行う際に、
挙げられた重量や、回数、セット数のみを目標にしてこなしても、
十分な効果が得られないどころか反って故障を招く可能性があるいうお話を紹介しました。
その為に、
①先ず、筋トレを行う目的をはっきりとさせること。
②そしてその目的に合ったやり方やメニューを行うこと。
③更に、トレーニングを行うに当たっては、必ず正しいフォーム(姿勢)で行うこと。
…が大切だというお話でした。
ウォーキングについても同じことが言えそうですね。
もうすぐゴールデンウイーク!!
少しゆっくりとお時間の取れる方は、この機会に何か運動をはじめてみてはいかがでしょうか??
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
病院や治療院でストレートネックだと言われ、気になさっている方は少なくないと思います。
「ストレートネック」は、「スマホ首」などとも呼ばれ、デジタル機器を長時間使用し続ける際に不良姿勢が長く続くことで、本来あるべき頸椎の自然な湾曲が減少し、真っ直ぐ気味になってしまっていることです。
そして、この頸椎の自然な湾曲が無くなることが、頭痛や肩凝りをはじめとした様々な不調の原因になるとされています。
ただ、ひとつ認識しておかなくてはならないことは、既述の通り、ストレートネック(スマホ首)はデジタル機器を不良姿勢で長時間使用し続けることによって生じるものだということです。
決して、ストレートネック(スマホ首)だから、ついついスマホを長時間見てしまう、という訳ではないということです。
スマホの使い過ぎがストレートネックの原因であって、
ストレートネックがスマホ使い過ぎの原因ではないのです。
私などは、頭痛や肩凝りなども、ストレートネックであることが原因というよりも、ストレートネックになる様な習慣的な不良姿勢やスマホの使い過ぎ自体が直接原因ではないかと考えているくらいです。
とすると、ストレートネックやそれに伴う(とされる)身体の不調に対しては、スマホとの付き合い方を少し考え直さなくてはなりません。
そこで今回紹介したいのが、『脱スマホ脳かんたんマニュアル』(アンデシュ・ハンセン著/久山葉子訳/新潮文庫)です。
以前にこのブログで『スマホ脳』という本を紹介しました(2021年4月21日ブログ)。
そこでは、スマホが我々の身体やこころ、脳に与える様々な影響が書かれていました。
本書は、その『スマホ脳』の「ジュニア版」で、子供や若者にも読みやすいように書かれています。
何故、人の脳はスマホ依存になりやすいのか、といった脳の性質などが分かりやすく説明されており、その依存度を下げる方法が提案されています。
本書のあとがき(訳者あとがき)にも書かれている様に、本書は、
『けっして「スマホを使うのをやめましょう」とすすめる本ではなく、デジタル機器と上手に共存してゆくのが目的です。』
そして、
『・スマホの便利な機能は活用する。
・悪影響を及ぼす部分をきちんと理解して、気をつけられるようになる。
・身体も心も元気で、脳もしっかり働くようにする。そのために大切な"睡眠""運動""実際に人と会う"ための時間が足りなくならないようにする。』
といったことが薦められ、そのための方法が提案されています。
ですから、本書は、子供や若者だけでなく、現代の大人にこそ読んで実践して頂きたい内容だと思います。
ご興味のある方は、是非ご一読頂き、健康な身体と脳とこころ、そして生活を手に入れましょう!!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
急激に暖かくなって桜も満開になりましたね。
ところがここ数日は雨続き。あと数日は雨が続く予報で、湿気で蒸し蒸しした日が続いています。
季節外れの暖かさがやってきたり、春なのに梅雨の様に雨が続いたりすると、
気温の変化や湿度の変化に身体がついて行けずに、身体に不調をきたす方がいらっしゃいます。
今週月曜日にNHKで放送された「東洋医学のホントの力」でも取り上げられていましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかも知れません。
「湿度が上がる」と、「汗が引きにくい」状況になります。
その結果、
「体がむくむ」→「血行が低下する」→「疲労物質が溜まる」→「自立神経が乱れる」→「不調が生じる」となります。
気圧の変化(低下)も、身体の「細胞の膨張」を引き起こし、上記と同じ結果を引き起こします。
また、「細胞の膨張」は、「ヒスタミン」という「痛み物質」の放出を増加させ、痛み症状を増強させます。
対処法法としては、軽度の運動習慣によって自律神経を整え、運動による発汗習慣によって体のむくみ対策を行うことも有効です。
これからは季節外れの気温上昇ににる熱中症対策にも注意を配りたいところです。
このブログでも、過去に「お天気痛」やその「対処法」、「熱中症の予防対策」についても紹介しましたので、そちらも是非ご覧ください。
(参考:「お天気痛(その1)~(その2)」2021年4月5日、4月7日ブログ、「お天気痛の対処法」2021年4月12日ブログ)
(参考:「熱中症予防対策①適度な発汗習慣」(2021年5月31日、7月5日ブログ)「熱中症予防対策②適度な運動」(2021年6月9日、7月4日ブログ)
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
そろそろ桜(ソメイヨシノ)も咲き始め、春本番が近づいて来ました。
春先は、不眠などの睡眠障害や自律神経症状、鬱などの「こころ」の不調が出やすいと言われます。
中国の伝統医学では、「こころ」は「魂・神・意・魄・志」の五つに分類されて、「肝・心・脾・肺・腎」の「五臓」に宿っていると考えられています。
また、「怒り」や「喜び」、「思う」や、「悲しみ」、「恐れ」などといった「感情」も、各々「五臓」の状態と密接な関係にあると考えられています。
つまり、「からだ」の状態はそのまま「こころ」の状態であり、「こころ」の状態はそのまま「からだ」の状態なのです。
針や灸といった伝統医学は、からだのツボに刺激を与え、からだをめぐる気血を整え、五臓六腑の状態を整えることで、「こころ」の状態も整えてゆきます。
新年度を目の前に、不眠などの睡眠不調、胃腸の不調、気分の落ち込みや自律神経症状などで気になる方、
是非一度針灸治療をお試しください。
新年度を迎える前、今のうちにしっかりとカラダ・メンテナンスしましょう!!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
『スマホはどこまで脳を壊すか』というちょっと怖いブログタイトルは、今回紹介する本のタイトルです(『スマホはどこまで脳を壊すか』榊浩平著/川島隆太監修/朝日新書)。
この衝撃的なタイトルの本の著者・榊先生は、ニン〇ンドーのゲームソフト『脳トレ』でお馴染みの東北大学・川島隆太先生の研究チームの方です。
川島先生も監修しています。
これまでにも『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン著/新潮新書)など、スマホの使い過ぎが「脳」や「身体」に与える影響について警鐘を鳴らしている本を紹介してきました。
本書もまた『インターネットの使い過ぎは、学業成績や認知機能、さらには心の健康など、多くの悪影響があることが明らかになってきた』といったことが述べられています。
その中でも、私が特に面白いと思った内容は『つながる』ということについての考察です。
「心が通じる」とか「心がつながる」など、人が『「つながっている」と感じるとき、脳と脳も同期する」のだそうです。
人混みの中で多くの人が足並みを揃えて歩けるのは脳と脳が同期しているからだそうです。
また、サッカーなどのスポーツで選手同士が絶妙なタイミングで連携プレー出来ている時も、選手同士の脳と脳が同期しているのだ、ということを別の本で読んだことがあります。
脳の活動は電気信号を発しているので、それを計測することで脳の同期は調べられます。
川島研究室の実験結果では、なんと、『オンラインでは脳は「つながらない」』のだそうです。
それどころか、脳の状態としては『ひとりでボーっとしている状態と変わらない』のだそうです。
つまり、オンラインでは、情報の授受はできていますが、実は『「つながる」はずが孤独に』という状況を生み出しているようです。
それなのに、SNSなどでつながっていないと不安になる人が多い。
研究の結果としては、『オンライン・コミュニケーションは「社会的孤立」の解決にはつながらず、インターネット依存症を高め、逆に孤独を感じてしまい、将来の認知症のリスクを高めてしまう可能性があると考えられます』と結論しています。
やはり、『対面コミュニケーションには孤独感を減らす効果がありますが、SNS上のやりとりはその効果が薄い』ようです。
「つながる」はずのツールが、実はつながっておらず、むしろ孤独感を助長してしまって様々な将来のリスクを生んでいる。この事実いかがですか?
本書では、『すぐ始められる脱オンライン習慣のススメ』として、著者自らと編集者が行ったデジタル・デトックスについての報告もあります。
アナログ生活の良さを再認識してみるのも良いと思います。
インターネット依存症かな?と心当たりのある方。
インターネットの使用頻度が多いにも関わらず、インターネット依存症の自覚が無い方。
いずれにしても多かれ少なかれ現代人全員に当てはまる問題について書かれた本です。
ご興味を持たれましたら、是非ご一読ください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
針灸や漢方薬などの東洋医学や代替医療は「長期間続けなくては効果が現れないのでしょ?」という質問を受けることがあります。
そういった方の東洋医学(や代替医療)と現代医学に対する印象は概ね以下の様な傾向にあるようです。
〇現代医学は、現れている症状を抑え込み、即効性があり、効果が分かりやすい。
〇東洋医学は、体質改善や根本治療を目指し、症状に対する効果の出方は緩やかで、結果が出るには時間がかかる。
〇現代医学は、症状を抑え込んでいるだけで、根本治療ではない。また、効果が顕著な分、副作用も大きい。
〇東洋医学は、効果の現れ方は緩やかだが、体質改善など、根本治療を目指す。また、効果は緩やかだが副作用が無い。
〇現代医学は発症している病気や症状を治す。
〇東洋医学は予防的治療を行う。
皆さんの中でも、こうした印象をお持ちの方や、どこかの治療院でこうした説明を受けたことのある方は多いのではないでしょうか?(こうした説明をするのは、たいてい、病院ではなく、代替治療などの治療院の方ですが…)
さて、質問です。
風邪のひき始めに服用する葛根湯という漢方薬があります。針灸でも風邪のひき始めに使うツボがあります。
これらは即効性は無いのでしょうか?
「効果の現れ方が緩やかなので時間をかけてゆっくりと治療しましょう…」などと言っていると、風邪の「ひき始め」の時期を過ぎてしまいますね(笑)。
せっかくひき始めの段階で治療に取り掛かったのに完全に風邪をひいてしまいます。
例えが的確だったか分かりませんが、
東洋医学でも、即効性が求められ、また、実際に即効性があるものもあります。根本治療よりも対症療法的なものもあります。
逆に、
現代医学でも、予防的治療や、時間をかけて根本治療を目指すものもあります。
また、
現代医学でも、副作用の心配はほとんど無いものもあります。
東洋医学でも副作用があるものもあります。
ただ、いずれも一長一短あり、身体や症状、病気に対する考え方や捉え方、アプローチの仕方が異なり、得意・不得意がある、とうことです。
また、同じ症状、病気でも、患者さんご自身にとってどの治療法が合うかは個々人で異なります。
当院には、様々なスタッフがおり、東洋医学的、現代解剖学・運動学的、両面のアプローチが可能です。
経絡・ツボ・五臓六腑へのアプローチ、筋膜へのアプローチ、骨格へのアプローチ、などなど、施術方法も様々です。
気になる症状や施術方法がありましたら、先ずは一度ご相談にいらしてください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
タイトルにあげた『座りすぎが寿命を縮める!』は今月発売の雑誌「Tarzan」の表紙に書かれた文言です。
座り過ぎがカラダに良くないことは以前にこのブログでも何度か取り上げましたね。
今や、「飲酒」や「喫煙」と同等(いやそれ以上?)の健康リスクとも言われる日本人の「座り過ぎ」問題。
特にコロナ禍以来、各所で取り上げられていますが、今回、雑誌「Tarzan」が特集として取り上げています。
本誌では、先ず、エビデンスのある健康リスクとして、
〇寿命が短くなる。
〇がん死亡リスクが1.5倍に上がる。
〇コロナが重症化しやすい。
〇抑うつ・不安を抱えやすい。
といったことが挙げらています。
また、皆さんが考えがちなこととして、
「週末に運動しているから平気でしょ」といったことも、
実は「座り過ぎのリスク」を帳消しには出来ないことも説明されています。
つまり、健康リスクを減らすためには、とにかく座りっぱなしの時間を短くし、こまめに動くのが良い、ということです。
とは言え、お仕事柄、どうしても長時間座らなくてはならない、という方も多いでしょう。
そういった方の為に、本誌では、「座りすぎを避けるアイデア集」や、
『ゼロポジ座り』と呼ばれる負担の少ない「正しい座り方」も紹介されています。
そして、この正しい座り方についても、「ソファー」や「ローチェア」、「背もたれが低い椅子」など、椅子の種類ごとの座り方や、「床座り」や「運転席」での座り方など、様々なケースごとでの注意すべき悪い座り方とその改善点が取り上げられています。関連して「椅子の商品紹介」があるところは「Tarzan」らしい。これらは参考になると思います。
もちろん「Tarzan」らしく、補助的な「筋トレ」や「ストレッチ」も紹介されています。
その他、座り過ぎによる弊害だけでなく、座り過ぎを少なくすることによるメリットも紹介されています。
メリットを知ると、「座り過ぎを気を付けよう」と思いますよね。
座り過ぎを減らして、立つ時間を増やした時のために、
「立ち疲れしないカラダ」になるための「立つときの正しい重心のライン」や「立つときに必要な筋肉」についても紹介されています。
立つことで「海馬の容量が増して認知機能がアップ」するといった「立つとカラダに良いこと」は、知ると座り過ぎを減らす動機にもなります。
座る、立つ、動く、といった日常生活の基本的動作について情報盛りだくさんの今月号「Tarzan」。
ご興味がある方は是非ご参考にしてください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
先日、とある健康体操の講習に参加しましたが、ウォーミングアップとして先ず「耳たぶほぐし(?)」を行いました。
健康法の本などで似たような方法を見たことはありましたが、
実際にやってみると、意外とこれだけで首や肩のあたりまでポカポカしてきて、首の可動域も良くなったような感じになりました。
手順ややり方、作法(?)については色々な方法があるようですが、
とりあえずは細かいことを考えずに耳たぶを刺激するだけでも効果があるようです。
イラストの様に、
①耳たぶを色々な方向に引っ張る(心地よい程度に)
②示指と中指とで耳たぶを挟んで上下に擦る
③耳たぶの裏側の耳の付け根を押したり擦ったりする
(※この③の部分は「降圧溝」と呼ばれ、血圧の安定に効果が期待できる、とも言われているそうです。あくまで民間療法で、現代医学的なエビデンスは無いと思いますが)
④耳を手のひらで覆い、手のひらで耳全体を上下前後に擦る(図はありません)
という感じで、心地よい適度に刺激をしてみてください。
耳の反射区療法などでは、耳は胎児が丸まっている形だとして、耳に全身を投影させます。
中国の伝統医学では、耳は腎臓の形に似ているので、腎臓と関係が深いと考えたりもします。
しかし、そうした理論や理屈はあまり考えず、ただ上記の様に心地よい範囲で刺激してみてください。
どうですか?何となくポカポカしてきませんか?
肩凝りの人は少し凝りが和らいだり、首の動きが軽くなった感じはありませんか??
まだまだ寒い時期が続きますので、ぜひお試しください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
「正月太り」という言葉があります。「年末年始に美味しいものを食べ過ぎて太ってしまった」ということですね。
今年は数年ぶりに行動規制の無い年末年始であったため、帰省したり旅行したりと移動した方も多かったのではないかと思います。
しかしやはり移動先では、コロナを用心してあまり出掛けず、屋内でのんびりと過ごした、という人も多いのではないでしょうか?
そうすると、運動不足も手伝って体重が増加しやすくなりますね。
「正月太り」に限らず、よく「痩せるツボはありませんか?」という質問を受けることがあります。
私の場合、基本的には『運動してください』とお伝えしています(笑)。
単純な「足し算・引き算」の関係で、摂取カロリー(摂取量/≒食べた量)が消費カロリー(消費量/≒動いた量)を上回れば、当然その分は蓄積に回ってしまいます。
お正月に食べる「お餅」や、お酒の飲みすぎなどは、中医学では身体に「湿邪」を溜めやすいと言われます。
湿邪は、余分な水分が停滞して身体に負担をかける様になったもののことで、ひどくなると粘っこい「痰湿」となって体内に停滞し、更に負担をかけます。
湿邪は中医学で言う「脾胃」(≒胃腸などの消化器系)に負担をかけます。
「脾胃」の働きが悪くなると、余分な水分を上手く捌けなくなりますので、より湿邪が溜まりやすくなります。悪循環ですね。
お正月に飲む「お屠蘇」や、正月明けに食べる「七草粥」などは、弱った胃腸を元気にし、体内の湿邪を排出しやくするもので構成されています。古人の知恵ですね。
「痩せるツボ」ではありませんが、こうした疲れた胃腸の働きを賦活して湿邪を取り除くのに有効なツボはあります。
向う脛の中間あたりでやや外側にある豊隆というツボや、みぞおちとお臍の中間あたりにある中脘というツボです。
(豊隆: 膝蓋下外側の窪みと足関節の中央とを結んだ線の中間から一横指外側 / 中脘:前正中線上の臍の上4寸)
ご家庭ではこれらのツボを温めたり、お灸をすると良いでしょう。
その他、平素から喉に痰が絡みやすい、などといった方にも、これらのツボは有効な場合があります。
中医学では、痰が溜まる所は肺や喉ですが、痰が作られる所は脾胃だとする考えがあるからです。
また、暴飲暴食をしている訳ではないのに軟便下痢気味の方、
適度に運動をしているのにむくみやすい方などの一部にも有効な場合があります。
こうしたツボ刺激で補助しながら、基本的には、食事や運動などの生活習慣に注意してください。
今年も一年、健康に過ごしましょう!!
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