ストレートネック対策
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
病院や治療院でストレートネックだと言われ、気になさっている方は少なくないと思います。
「ストレートネック」は、「スマホ首」などとも呼ばれ、デジタル機器を長時間使用し続ける際に不良姿勢が長く続くことで、本来あるべき頸椎の自然な湾曲が減少し、真っ直ぐ気味になってしまっていることです。
そして、この頸椎の自然な湾曲が無くなることが、頭痛や肩凝りをはじめとした様々な不調の原因になるとされています。
ただ、ひとつ認識しておかなくてはならないことは、既述の通り、ストレートネック(スマホ首)はデジタル機器を不良姿勢で長時間使用し続けることによって生じるものだということです。
決して、ストレートネック(スマホ首)だから、ついついスマホを長時間見てしまう、という訳ではないということです。
スマホの使い過ぎがストレートネックの原因であって、
ストレートネックがスマホ使い過ぎの原因ではないのです。
私などは、頭痛や肩凝りなども、ストレートネックであることが原因というよりも、ストレートネックになる様な習慣的な不良姿勢やスマホの使い過ぎ自体が直接原因ではないかと考えているくらいです。
とすると、ストレートネックやそれに伴う(とされる)身体の不調に対しては、スマホとの付き合い方を少し考え直さなくてはなりません。
そこで今回紹介したいのが、『脱スマホ脳かんたんマニュアル』(アンデシュ・ハンセン著/久山葉子訳/新潮文庫)です。
以前にこのブログで『スマホ脳』という本を紹介しました(2021年4月21日ブログ)。
そこでは、スマホが我々の身体やこころ、脳に与える様々な影響が書かれていました。
本書は、その『スマホ脳』の「ジュニア版」で、子供や若者にも読みやすいように書かれています。
何故、人の脳はスマホ依存になりやすいのか、といった脳の性質などが分かりやすく説明されており、その依存度を下げる方法が提案されています。
本書のあとがき(訳者あとがき)にも書かれている様に、本書は、
『けっして「スマホを使うのをやめましょう」とすすめる本ではなく、デジタル機器と上手に共存してゆくのが目的です。』
そして、
『・スマホの便利な機能は活用する。
・悪影響を及ぼす部分をきちんと理解して、気をつけられるようになる。
・身体も心も元気で、脳もしっかり働くようにする。そのために大切な"睡眠""運動""実際に人と会う"ための時間が足りなくならないようにする。』
といったことが薦められ、そのための方法が提案されています。
ですから、本書は、子供や若者だけでなく、現代の大人にこそ読んで実践して頂きたい内容だと思います。
ご興味のある方は、是非ご一読頂き、健康な身体と脳とこころ、そして生活を手に入れましょう!!
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