こんにちわ!スタッフの西村です!part①に引き続き今回も呼吸の話をします!
part①で呼吸が基本のかたち(ニュートラリティ)になっているかのチェックの話しと修正するためのトレーニングの話しをしました。
今回は基本の呼吸が乱れているとどうなるかを一部ですが話していきます。
まず、基本の呼吸のおさらいです。
息を吸った時に胸とお腹がしっかり360度パンパンに膨らむことです。この時、首肩が力んでいたり、背中を反らして胸を張ってはいけません。
そして、息を吐いたときに肋骨がしっかり閉じていれば基本の呼吸ができています。
※ちなみに、、、息を吸うと交感神経優位(緊張状態)、息を吐くと副交感神経優位(リラックス状態)になります。
①首肩コリ
呼吸の乱れで首肩コリになります。基本の呼吸ができていないと
胸とお腹をしっかり膨らませて息が吸えない為、首肩にある「副呼吸筋群」を使って息を吸う為です。
また、息が上手く吐けていない状態で睡眠をとると、交感神経優位(緊張状態)なので「歯ぎしり」「食いしばり」といった現象につながり
首肩にコリ感を感じやすくなります。
②腰下肢痛
息を吸うのに背中を反らせて胸を張ってしまうと背中~腰にかけての筋肉が緊張してしまいます。
息を吸った時にお腹が膨らまない方は「腹圧」が高まってないので、いわゆる「体幹」で身体を支持できず、股関節やお尻、背中など周りの筋肉を
必要以上に使ってしまう為、腰痛や股関節痛、膝痛につながっていきます。
このように、呼吸が乱れているだけでこういった症状につながってしまうのです!
呼吸は1日に約2万回行われる「運動」です。もし間違った運動パターンをしていたとしたら色々なところに影響が出てきますよね。
そしてそれが1年間続いたとすると、、、(-_-;)
呼吸の乱れが辛さや痛みの原因となるのは納得ですよね(;^_^A
硬い部分をほぐすだけでは身体を変えるのは難しいです!プラスアルファ、呼吸や正しい身体の使い方の練習(エクササイズ)も必要になってきます!
では何をどうしたらいいのか、、、、
安心してください!そんな方の為のコースが筋膜リリース「FaSTコース」です!
身体の癒着を剥がし滑走性を高め、呼吸トレーニングやエクササイズも行い、痛みや辛さが出にくい身体づくりを目指します!
なかなか良くならない症状がある方、是非一度お試しください!
60分 ¥6,500(税込)
90分 ¥9,500(税込)
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
〜首、肩、腰の痛みや交通事故施術〜
スタッフ全員が経験豊富な国家資格者です♪
お気軽にお問合せ下さい♪♪
東京都港区芝2-8-13KITAハイム芝201
03-6400-3511
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
皆さん、筋肉がたった一日で一歳分老化する、と聞いたらどうですか?
ある論文によると、「ヒトは通常30歳を過ぎると、
1つ歳をとるごとに、平均1%づつ筋肉量や筋力が低下する」そうですが、
「トイレと食事の時以外は寝たままで過ごすと、一日約1%の筋肉量・筋力が低下」し、
「ましてや、完全に安静にしていると、一日約2%の筋肉量・筋力が低下してしまう」そうです。
「つまり、たった1日の安静でなんと1~2歳も老化してしまう」のだそうです。
(上月正博教授/東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野教授・東北大学大学院リハビリテーション部部長/「幸せと元気を呼ぶ『らくらく運動療法』:その実際と効果」)
ゆっくり休んだのに反ってカラダが重だるい。だるいから更に休んでいたら余計にカラダが重くなった。
そんな経験のある方もいらっしゃると思います。
休んだつもりが、休み過ぎて、一気に1~2歳カラダが歳を取ったのかも知れません。
それでは確かにカラダも重く感じます。
以前(8月18日ブログ)にも紹介した『カラダが変わる!姿勢の科学』(石井直方/ちくま新書)によると、
加齢にともなう筋肉量の減少というのは、
高齢になっていきなり起こるものではなく、30歳を過ぎた頃から少しずつ始まっているのですが、
30歳くらいというのは、日常生活を行う程度には、筋肉に十分な余力があるため、
実際には筋肉が落ち始めていても気が付かない様です。
ある程度筋肉量の変化を自覚するくらい落ちて来るのは、だいたい四十五歳から五十歳くらい。
五十歳を過ぎると、そのスピードは加速するそうです。
ところで、「具体的にどこの筋肉がどう減るのか」ということについては研究データがあるようで、
「足腰の筋肉ほど加齢の影響を強く受ける」と結論付けられるそうです。
これらは、姿勢をキープしたり、椅子から立ち上がったり、歩いたりと、日常生活の動作で必ず使う筋肉ですので
「極論すると、生きてゆくのに重要な筋肉ほど加齢に影響されやすい」といえる様です。
ところが、セオリーとしては、日常的に活動量の多い筋肉は加齢に影響されにくいはずなので、
なぜ、もっとも活動量の多い足腰の筋肉から衰えてゆくのかは解明されていないそうです。
これに関して石井教授は、
日常生活の動作に必要な足腰の筋肉にとっては『よく使う』ことが『当たり前の刺激』であり、
そのために、年齢とともにだんだん使用頻度や強度が落ちてくると、
その『当たり前の刺激』が少なくなり、
その結果、他の筋肉に比べて早く減ってしまう可能性があるのではないか、と推論しており、
これにはエビデンスもあるのだそうです。
(以上、石井直方著『カラダが変わる!姿勢の科学』ちくま新書)
姿勢を維持するための筋肉をあまり使っていない(=姿勢が悪い)ことも含め、
長い年月にわたって筋肉をあまり使わない習慣を続けることによって、
筋肉の使い方を忘れてしまったり、筋肉が自分の仕事を忘れてしまう、
つまり『退化』してしまうといううケースもあるようです。
(以上、石井直方著『カラダが変わる!姿勢の科学』ちくま新書)
便利な世の中になって、座ったまま、指先一つで何でも出来る時代となり、運動量は減っています。
通勤で歩いている、犬の散歩にも行っている、日常で結構動いている、とは言え、
三年前、五年前と比べると、やはり格段に体を動かす機会が減っていませんか?
それに加えて、悪い姿勢が習慣化していませんか?
年齢と共に、より意識して運動をしてゆかないと、日常動作だけではどんどん老化が進んでゆきます!!
「運動不足が健康に及ぼすリスクは喫煙に匹敵し、
一日につき15分~30分程度の運動をしない人の平均寿命は3~5年短くなる」そうです。
(上月正博教授/東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野教授・東北大学大学院リハビリテーション部部長/「幸せと元気を呼ぶ『らくらく運動療法』:その実際と効果」)
免疫力を上げ、抵抗力のあるカラダにするためにも、出来る範囲で是非意識して身体を動かしましょう!!
めざせ!健康長寿!!
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こんにちは、芝公園整骨治療院の藤井です。
唐突ですが、わたしの施術コースにて「小顔整体」をスタートしました。
かねてより学習していたもので、実用段階に到達できたことでリリースいたしました。
顔の骨格にアプローチするもので、施術自体に痛みはほとんど伴いません。
1回の施術時間は30分です。ほかの施術との組み合わせも可能です。
効果は1回目から感じていただける施術だと自信を持っております。
ぜひ1度ご体験いただきたいと思います。
近いうちに当院のインスタグラムや私のインスタグラムでビフォーアフターの画像を公開予定です。
こちらもチェックお願いします。
皆様のご予約をお待ちしております。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
パラリンピックでの日本人選手の活躍が連日報道されていますね。
ところで、パラリンピックの「パラ」がどういう意味なのか?皆さんご存知でしたか?
恥ずかしながら私は最近になってはじめて知ることとなりました。
元々は「下半身麻痺」を意味する「パラプレジア」という単語から取られた様ですが、
その後、下半身麻痺以外の幅広い障がいの方達へも出場資格が広げられたことから
「もう一つの」あるいは「平行」を意味する「パラレル」を意味するものとの解釈に変わっていったそうです。
ちなみに、
「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。」
というのは、パラリンピックの父と呼ばれた
イギリスの医師・ルードウィヒ・グリッドマン博士の言葉だそうです。
私は、この言葉を知って、
これは、障がい者スポーツを行う選手の方達だけに向けられた言葉では無く、
すべての人々に向けられた言葉、
すべての人々に当てはまる希望の言葉の様に思い、
こころに響きました。
昨今、自然災害や長引くコロナ禍によって生活は一変し、様々な制約を受けることも少なくありません。
今まで当たり前にあった環境が無くなったり、
今まで当たり前に出来ていたことが出来辛くなったりしています。
そして、そういうことが、いつ我が身に降りかかるか分かりません。
そして何よりも、私たち生物は必ず老い衰えて行きます。
老いは必ず今まで通りでは無い身体状態を出現させます。
そうしたことを考えた時、この
「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。」
という言葉は、強く前向きな希望を与えてもらえる言葉に聞こえませんか?
思考が身体に与える影響は少なくありません。
健康の状態は思考のあり方の反映だと言っても過言ではないかも知れません。
8月14日のブログで紹介したウサイン・ボルトのお話し然り、
8月25日のブログで紹介したアドラーの『大切なのは何が与えられているかではなく、
与えられているものをどう使うかである』という考え方また然り。
健康の為にも、先人の言葉に学び、前向きな考えを持ち、
そして心身ともに健康であるようになりたいものですね。
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こんにちわ!スタッフの西村です!
まだまだ暑い日が続きマスクをしてると息苦しいですよね
そんなわけで今回は呼吸について少しお話します。
ストレス社会と言われている現代社会では上手く呼吸ができてない人が多いとされています。
また、コロナによるマスク生活がこの現象を悪化させてもいます。
では、具体的に「上手く呼吸ができていない」とはどういうことなのか、、、
それは「息を吐けていない」という状態です!
息がしっかり吐けてなければ当然しっかり吸うことができません
本来、呼吸というのは吸ってもいいし吐いてもいいのです
この吸っても吐いてもいい状態を「ニュートラリティ」といい、理想の状態です
吸いっぱなしや吐きっぱなしといったどちらかに偏った状態が問題なのです。
では皆さんがこの理想な状態になっているかチェックをしてみましょう
※鼻から息を吸います(約3秒間)
□ お腹が凹む
□ お腹は膨らむが胸が膨らまない
□ 胸だけ膨らむ
□ お腹も胸も膨らまない
□ 吸う時に肩が挙がる(首肩に力が入る)
□ 吸う時に背中が反ってしまう(胸を張る)
みなさまどうだったでしょうか?これらに当てはまる方は呼吸の練習が必要な方です
理想の吸気(息を吸う)は鼻から吸って胸とお腹が360度(背面まで)しっかりと膨らみ、なおかつ首肩が力んだり、背中を反ったりしていないことです
この呼吸ができるようになるにはしっかり息が吐けていないといけません
つまり、吸いっぱなしの状態に偏っているということですね。このパターンの人がかなり多いです。修正するには意識的に息を吐くトレーニングが必要となります。
※基本の呼吸トレーニング
①仰向けに寝て、膝を立てます
②鼻から息を3秒かけて吸います(胸とお腹が同時に膨らむように意識!)
※首肩が力んだり、背中を反らせないよう注意!
③口から息を6~9秒かけて吐きましょう
④吐ききったら3秒止めましょう
これを1日10セットを目途にやってみてください
長くなってしまうので今回の話はここまで!次回は呼吸が乱れるとどんな症状につながるかお話します!
呼吸を良くしたい、上手く身体を使えるようになりたい、姿勢を良くしたい、慢性痛とおさらばしたい方は
筋膜リリース治療FaSTコースで呼吸と筋膜を整えていきましょう!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
今回は少し毛色を変えて心理学のお話です。
中でもアドラー心理学に関してのお話です。
アドラーはユングやフロイトに比べると日本では知名度が高く無いのでピンと来ない方も多いかも知れませんが、
少し前に話題となった『嫌われる勇気』(岸見一郎著/ダイヤモンド社刊)という本なら
ご存知の方もいらっしゃるかも知れません。
この本の内容はアドラー心理学に基づいたものです。
アドラー心理学がどういうものなのかについては、『嫌われる勇気』の著者による入門書が多数ございますので、
そちらをご覧いただきたいと思いますが、
アドラー心理学の大きな特徴の一つに、原因論ではなく目的論に立脚しているということがあると言われています。
例えば、カウンセリングによって「過去に今の問題の原因を探せば、それまで気づかなかった出来事が思い出され」、
精神科医やカウンセラーに
『あなたが悪かったのではない、あなたのせいではない』と言ってもらえたら
「楽になるかもしれない」。
「しかし、過去のあれこれの出来事を持ち出すだけでは何の解決にもならない」
というのがアドラー心理学の考え方の様です(『アドラー 人生を生き抜く心理学』岸見一郎著/NHK出版刊)。
もちろん、「原因が明らかになって、その原因を変えることによって、症状が改善するということは考えられるが、
過去の出来事が今の問題の原因であるのなら」、戻ることの出来ない過去を持ち出して注目しても
根本的な解決にはならない(『アドラー 人生を生き抜く心理学』岸見一郎著/NHK出版刊)、と言う訳です。
一見冷たいようにも感じますよね。それ故に厳しい心理学であるとも言われています。
でも、その反面、大変な希望を与えてくれる考え方もあります。 その一つが、
『大切なのは何が与えられているかではなく、
与えられているものをどう使うかである』
という考え方です。
アドラーは、
我々は、「『何が与えられているか』にあまりにも注目してしまい、
自分の能力には限界がある、と考える」人が多いと言います(※著作中では「子供」が対象として話されています)。
そしてアドラーは、
「その際、遺伝が引き合いに出される」ことが多いが、
「遺伝の問題はそれほど重要でない。重要なことは、
何を遺伝したかということではなく、幼い頃に遺伝として与えられたものをどう使うかということである」
という考えを示しています。(※以上『アドラー 人生を生き抜く心理学』(岸見一郎著/NHK出版刊)からの引用)
現状の問題を解決する手段としては、
解決すべき原因は何か? を探るよりも、
今あるいはこの先 どうしたいのか? 何が目的か? を明確にしようとする方が良い、ということですね。
ここで思い出すのが、先日8月14日のブログで紹介したウサイン・ボルトのお話です。
重度の脊椎側弯症を抱えていたボルトには、
当初コーチ陣が反対していた通り、側弯症であるが故に短距離への転向を諦める、という選択もあったでしょう。
選手生命を賭け、リスクを負った上で、先ずは側弯症の治療を試みてみる、という選択もあったでしょう。
しかし、ボルトは、脊椎側弯症というハンデを抱えたまま、それをカバーして有り余る体づくりをし、
通常の陸上短距離のセオリーには反した、身体が左右に大きく揺れる走りで
世界最速の男となったのです。
身体的条件が気持ちや考え方に与える影響は大きく、
逆に、思考やこころの状態が身体に与える影響もまた大きいことは言うまでもありません。
どういった思考をするかで身体(体調)が変化する、といっても過言では無いくらいです。
長引くコロナ禍の中で、制約も多く、窮屈に感じることも多い昨今、
からだの健康の為にも、
未来に希望を持った明るく前向きな気持ち(思考)を忘れない様にしたいですね!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
前回、久々のブログでは、元陸上選手のウサイン・ボルトが重度の脊椎側弯症でありながら、
それをカバーして余りあるカラダ作りをすることで世界最速の男にまで登り詰めたお話をしました。
そして、オリンピックを目指す訳ではない我々一般人もまた、
『日常生活に支障なく健康に過ごせれば良いレベル』であれば、
『何かしらの症状の原因となり得る状況がそのままあっても、
少し筋肉を付け、柔軟性を高め、血流を良くし、
日常の生活習慣(動作)を少し改善することでカバー出来る』
症状も多いことを書きました。
『では、具体的に、日常生活の何をどう改善し、どの様なことをすれば良いの?』
と思った方もいらっしゃると思います。
そうした方にご紹介したいのが、
『カラダが変わる!姿勢の科学』(石井直方著/ちくま新書)という一冊です。
以前紹介した『健康の正体』(順天堂大学医学部教授・小林弘幸著/サンマーク文庫)という本では(R3年3月29日ブログ)、
健康の定義が、
「健康とは、37兆個の細胞の一つひとつに
質のよい血液が たっぷりと流れていることである。」
とされていました。
本書では、『健康は姿勢からはじまる』と謳われており、
タイトル通り『「良い姿勢」「悪い姿勢」とは何か?』というお話から、
そもそも「立つ」ということはどういうことか?
更に「立つ」から「歩く」ということ、
そして加齢によるカラダの変化に関するお話などがあり、
その対策としての良い姿勢を作る手軽で様々な運動が紹介されています。
当院に来院される患者さんの中にも、姿勢を気にされている方は多くいらっしゃいます。
このブログでも、『熱中症対策』(R3年5月31日、6月9日ブログ)や、
『スマホが身体や脳へ与える影響』(R3年4月21日、5月11日ブログ)のお話の中で
折に触れて、日常での運動の大切さを説いてきました。
正しい姿勢は何かを知り、“立つ”、“歩く”という動きの基本を理解し、
それを保持する為の運動を知って実践することは、根本的な健康維持の基本にもなると思います。
本書は、入門としても全体を網羅して分かりやすく、
ページ数的にも読みやすい分量の本となっていますので、
機会がございましたら是非ご参考にしてください。
ただし、個々人の抱えているカラダの問題や、カラダの状態、
仕事などを含めた生活スタイルや、その中での問題点、
そしてカラダの改善を目指す目的、などは個人個人で異なりますので、
そうした個別の問題に関しては、施術と合わせて是非当院スタッフにご相談ください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
久々のブログ更新です。
治療院のパソコンのトラブル等々でしばらくブログを更新できずにいましたが、
この間に、東京オリンピックが開催され、そして閉幕しました。
オリンピックと言えば、
少し前に引退した世界最速の男・ウサイン・ボルトが重度の脊椎側弯症であることは
NHKの特集番組などでも幾度か紹介されたことがあるのでご存知の方も多いと思います。
体が左右に揺れるボルトのあの独特のランニング・フォームは脊椎が側弯していることに因るものなのですね。
(上の側弯症についての挿入図は、
『病気がみえるvol⑪運動器・整形外科』(医療情報科学研究所編集/メディックメディア発行)より引用)
コーチ陣もはじめはボルトが短距離に転向することを反対したそうですが、
徹底したカラダ作りをし、側弯症をカバーして余りある肉体を作り上げることで、
世界最速にまで登り詰めたようです。
もちろん、我々一般人にはあそこまでの体づくりをするのはなかなか難しいものがあります。
でも同時に、我々一般人はオリンピックを目指す訳でも無いですよね。
ひとまず日常生活に支障なく健康に過ごせれば良いレベルであれば、
症状の原因とされる状況がそのままでも、
少し筋肉を付け、柔軟性を高め、血流を良くし、
日常の生活習慣(動作)を少し改善することでカバー出来る症状は多々あります。
例えば、椎間板ヘルニアの診断があって、しかも画像上のヘルニアはそれほど改善していなくても、
それに伴う症状が消失し、出現することなく過ごせている方は多くいます。
カラダに多少の左右差やアンバランスがあっても、骨に多少の変形があっても、
大きな痛みや不具合を生じずに日常を支障無く過ごせている場合も多くあります。
もちろん、きちんと原因を治療しなくてはならない場合のものもあります。
そうした場合にも、日常でのカラダ作りとカラダの使い方の工夫を行えば
施術効果も効果の持続も高まることは言うまでもありません。
今のカラダの状態は、日々のカラダの使い方の結果
日々の自身のカラダとの向き合い方の結果でもあります。
当院では、経験豊富なスタッフが
施術と同時に、様々な日常での姿勢や動作についてのアドバイスも行わせて頂くようにしています。
時には患者様にとって耳の痛いアドバイスをさせて頂くこともありますが、
多くの方に少しでも快適に日常を過ごして頂きたいと願っておりますので、
皆様からもどんどん質問をして頂けたら幸いです(答えられないことがあったら私たちも勉強します!)。
一緒に健康長寿を目指しましょう!!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
冷房の出番が増えてきましたね。
冷え性の方は、冬の寒さ以上に手足の冷えが気になる季節かも知れません。
クーラーのきいたオフィスの中や電車の中で手足が冷えて、上着を羽織ったりひざ掛けをしたり、
場合によっては夏場でもレッグウォーマーが手放せない方もいらっしゃいます。
一方で、夏のクーラーの中でも、冬場の寒い中でも裸足で平気、手も温か。
むしろ足などは火照って熱く、
掛布団から足を出して冷えた壁に足を付けていないと眠れないという強者もいます。
冷え性の方からすれば、
『冷え性が無くて良いですね~』と羨ましく、健康体そのものに見えるかも知れません。
ところがちょっと要注意です!!
人間の体は冷気に触れたり、冷たい水に触れたりと、体を冷やす要因の中では、
四肢末端や体表の血管を収縮して熱の放散を抑え、
生命維持に大切な内臓や脳へと血液を還流し、
体温を維持しようとします。
つまり一定の条件下で手足が冷えてくるのは、ある程度は正常な反応です。
一方、いつも手足が温かという人は、
末端や体表の血管が開きっ放しで熱を放散し続けている状況で、
その分、体幹の深部、内臓が冷えている可能性があります。
つまり『隠れ冷え性』、『内臓冷え性』の可能性です。
意外と下痢しやすかったりお小水の回数が多かったりしませんか?
冷え性が無い(むしろ暑がり)と思って油断して体を冷やしていては将来大変なことになります。
また、手足の冷え性でも、
手足の両方が冷える「四肢末端冷え性」タイプの場合もあれば、
足だけが冷える「下半身冷え性」のタイプや、
足は冷えているけどむしろ上半身は暑がりの「冷えのぼせ」タイプの人などもいます。
こうした状況は、冷えている末端への血液循環が悪い状態や、熱のバランスが悪い状態。
末端が冷えているからといって、必ずしも内臓や体の中心まで冷えているとは限らない場合もあります。
そういった人が、「冷え性だから」と、胃腸や体を温める食事や補助食品で一生懸命「体質改善」を行っていてもあまり効果がないかもしれません。
場合によっては胃腸や内臓に熱がこもって他の熱症状が出ないとも限りません。
口内炎や吹出物がよく出る、便秘がちで便が乾いて硬い、のどがよく乾く……などの症状はありませんか?
胃熱や腸熱の症状かも知れません。
「冷え」は様々な体の不調を引き起こします。
体は冷えているより温まっている方が健康でいられます。
しかし、「冷え性」を考える場合、
体“全体”が冷えているのか?
体の中の寒熱のバランス(カラダの上下や、中心と末端のバランス)が偏っているのか?
その辺りをしっかりと見極めて行かなくてはなりません。
冷えと熱、陰と陽、虚と実。
自然界の状況は常に相反するものがセットとなって、そのバランスの中で成り立っています。
“どちらか一方”、“何か一つ”、ということはありません。
人間の体、健康状態、病気になっている状態にもまた同じことが言えます。
東洋医学や鍼灸医学では、
熱いから冷やす(熱を下げる)、冷えているから温める、ということ以外にも、
こもっている熱を冷えている部分に誘導して温めたり、
冷えている部分の冷気でオーバーヒートした熱をクールダウンしたり、と、
相反するものの間で互いに加減しあってバランスを良くする、という診方も大切にしています。
6月16日のブログで紹介した様に、鍼灸では、
一見症状とは関係の無い様な離れた場所に治療点(ツボ)があることなどは、
こうしたバランス観による部分があるのだと思います。
なかなか改善しない、原因が良く分からない、
そういった症状は、一度違う視点からの診方でお身体を診てみるのも良いかも知れません。
お悩みの症状のある方は、是非一度ご相談にいらしてください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の高橋です。
今回は鍼灸についてお話します。
鍼灸といえば肩こり、腰痛、膝の痛みといった
運動器疾患のイメージがあるかも知れませんが、そんな事はございません。
NIH(米国国立衛生研究所)による、鍼灸施術で有効性がある疾患として
次のものがあげられています。
【神経系疾患】
神経痛・神経麻痺・脳卒中後遺症・自律神経失調症・めまい・頭痛・不眠・精神系疾患
【運動器疾患】
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頸椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(打撲・むちうち・捻挫)
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪及び予防
【循環器系疾患】
高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【消化器系疾患】
胃炎・消化不良・胃下垂・下痢・便秘・肝機能障害・胃十二指腸潰瘍
【代謝内分泌系疾患】
糖尿病・痛風・脚気・貧血・バゼドウ氏病
【婦人科系疾患】
更年期障害・生理痛・月経不順・冷え性・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
耳鳴り・難聴・メニエール病
【眼科系疾患】
眼精疲労・疲れ目・かすみ目
【小児科疾患】
虚弱体質の改善・小児神経症(夜泣き、かんむし、消化不良、不眠)
結構幅広い疾患に対応しているのがわかるかと思います。
もちろんすべての鍼灸師がこれらの疾患に対処できるわけではなく
それぞれ得手不得手があり、なになに専門と謳っている治療院もあります。
治療院を選ぶ時にはホームページなどを確認の上選ぶ方がいいかと思います。
当院の鍼灸師も一人一人やり方が違うので面白いかと思います。
鍼灸のいい所を体感してみてください。
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