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アドラー心理学 | 芝公園・浜松町・赤羽橋・三田 芝公園整骨治療院

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アドラー心理学

2021.08.25 | Category: 健康情報

こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。

 

今回は少し毛色を変えて心理学のお話です。

中でもアドラー心理学に関してのお話です。

アドラーユングフロイトに比べると日本では知名度が高く無いのでピンと来ない方も多いかも知れませんが、

少し前に話題となった『嫌われる勇気』(岸見一郎著/ダイヤモンド社刊)という本なら

ご存知の方もいらっしゃるかも知れません。

この本の内容はアドラー心理学基づいたものです。

 

アドラー心理学がどういうものなのかについては、『嫌われる勇気』の著者による入門書が多数ございますので、

そちらをご覧いただきたいと思いますが、

アドラー心理学の大きな特徴の一つに、原因論ではなく目的論に立脚しているということがあると言われています。

 

例えば、カウンセリングによって「過去に今の問題の原因を探せば、それまで気づかなかった出来事が思い出され」、

精神科医カウンセラー

あなたが悪かったのではないあなたのせいではないと言ってもらえたら

になるかもしれない

「しかし、過去のあれこれの出来事だけでは解決にもならない

というのがアドラー心理学考え方の様です(『アドラー 人生を生き抜く心理学』岸見一郎著/NHK出版刊

 

もちろん、「原因明らかになって、その原因変えることによって、症状改善するということは考えられるが、

過去出来事問題原因であるのなら」、ることの出来ない過去を持ち出して注目しても

根本的解決にはならない(『アドラー 人生を生き抜く心理学』岸見一郎著/NHK出版刊、と言う訳です。

 

一見冷たいようにも感じますよね。それ故に厳しい心理学であるとも言われています。

 

でも、その反面、大変希望えてくれるもあります。 その一つが、

『大切なのはえられているかではなく

えられているものどう使うかである

という考え方です。

 

アドラーは、

我々は、「『何が与えられているか』にあまりにも注目してしまい、

自分の能力には限界がある、と考える」人が多いと言います(※著作中では「子供」が対象として話されています)

そしてアドラーは、

「その際、遺伝が引き合いに出される」ことが多いが、

「遺伝の問題はそれほど重要でない。重要なことは、

遺伝したかということではなく、幼い頃に遺伝としてえられたものどう使うかということである」

という考えを示しています。(※以上『アドラー 人生を生き抜く心理学』岸見一郎著/NHK出版刊)からの引用)

 

現状問題解決する手段としては、

解決すべき原因 を探るよりも、

あるいはこの先 どうしたいのか? 目的 明確にしようとする方が良い、ということですね。

 

ここで思い出すのが、先日8月14日ブログで紹介したウサイン・ボルトのお話です。

重度脊椎側弯症を抱えていたボルトには、

当初コーチ陣が反対していた通り、側弯症であるが故短距離への転向めるという選択もあったでしょう。

選手生命を賭け、リスクを負った上で、先ずは側弯症治療を試みてみる、という選択もあったでしょう。

しかし、ボルトは、脊椎側弯症というハンデを抱えたまま、それをカバーして有り余る体づくりをし、

通常の陸上短距離セオリーにはした、身体左右きくれる

世界最速となったのです。

 

身体的条件気持ち考え方与える影響は大きく、

逆に、思考こころ状態身体に与える影響もまた大きいことは言うまでもありません。

どういった思考するか身体(体調)変化する、といっても過言では無いくらいです。

 

長引くコロナ禍の中で、制約も多く、窮屈じることも多い昨今、

からだ健康の為にも、

未来希望を持ったるく前向気持(思考)を忘れない様にしたいですね!

 

 

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