Blog記事一覧 > 頭痛 | 芝公園・浜松町・赤羽橋・三田 芝公園整骨治療院 - Part 2の記事一覧
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
前回、久々のブログでは、元陸上選手のウサイン・ボルトが重度の脊椎側弯症でありながら、
それをカバーして余りあるカラダ作りをすることで世界最速の男にまで登り詰めたお話をしました。
そして、オリンピックを目指す訳ではない我々一般人もまた、
『日常生活に支障なく健康に過ごせれば良いレベル』であれば、
『何かしらの症状の原因となり得る状況がそのままあっても、
少し筋肉を付け、柔軟性を高め、血流を良くし、
日常の生活習慣(動作)を少し改善することでカバー出来る』
症状も多いことを書きました。
『では、具体的に、日常生活の何をどう改善し、どの様なことをすれば良いの?』
と思った方もいらっしゃると思います。
そうした方にご紹介したいのが、
『カラダが変わる!姿勢の科学』(石井直方著/ちくま新書)という一冊です。
以前紹介した『健康の正体』(順天堂大学医学部教授・小林弘幸著/サンマーク文庫)という本では(R3年3月29日ブログ)、
健康の定義が、
「健康とは、37兆個の細胞の一つひとつに
質のよい血液が たっぷりと流れていることである。」
とされていました。
本書では、『健康は姿勢からはじまる』と謳われており、
タイトル通り『「良い姿勢」「悪い姿勢」とは何か?』というお話から、
そもそも「立つ」ということはどういうことか?
更に「立つ」から「歩く」ということ、
そして加齢によるカラダの変化に関するお話などがあり、
その対策としての良い姿勢を作る手軽で様々な運動が紹介されています。
当院に来院される患者さんの中にも、姿勢を気にされている方は多くいらっしゃいます。
このブログでも、『熱中症対策』(R3年5月31日、6月9日ブログ)や、
『スマホが身体や脳へ与える影響』(R3年4月21日、5月11日ブログ)のお話の中で
折に触れて、日常での運動の大切さを説いてきました。
正しい姿勢は何かを知り、“立つ”、“歩く”という動きの基本を理解し、
それを保持する為の運動を知って実践することは、根本的な健康維持の基本にもなると思います。
本書は、入門としても全体を網羅して分かりやすく、
ページ数的にも読みやすい分量の本となっていますので、
機会がございましたら是非ご参考にしてください。
ただし、個々人の抱えているカラダの問題や、カラダの状態、
仕事などを含めた生活スタイルや、その中での問題点、
そしてカラダの改善を目指す目的、などは個人個人で異なりますので、
そうした個別の問題に関しては、施術と合わせて是非当院スタッフにご相談ください。
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
〜首、肩、腰の痛みや交通事故施術〜
スタッフ全員が経験豊富な国家資格者です♪
お気軽にお問合せ下さい♪♪
東京都港区芝2-8-13KITAハイム芝201
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
鍼や灸、吸い玉などの施術は、幅広い疾患に用いられますが、
鍼や灸、吸い玉などの施術がどのように効くのか?
これについては、現代科学(医学)的な解釈では様々な学説(解釈)があって、
統一した見解が無いのが現状です。
中国の伝統的な医学では、痛みや疾病に関する一つの大原則として、
「通則不痛、不通則痛(通ずれば則ち痛まず、通ぜざれば則ち痛む)」
という原則があります。
気の流れでも、血液の流れでも、水分の流れでも、身体を巡って流れているものが、
滞りなく流れている(通っている)と痛みは生じないが、
滞って通りが悪くなると痛みが生じる、という原則です。
川の流れでも、水路の流れでも、流れが悪くて詰まりや滞りが生じると、
そこにゴミが溜まったり、停滞した水が腐敗して悪臭を放ったりしますよね。
詰まった場所から水が溢れ、周囲に浸水して悪影響を及ぼしたりすることもあります。
鍼の施術は、そうした水路の停滞を鍼の刺激で取り除いたり、
経絡上のツボを刺激することで、各所水門の開閉を調整して水の流れをコントロールする様なもの
だと考えて頂くと良いかも知れません。
灸の刺激は、凍った川の水が陽の光で溶かされて流れが良くなるように、
温熱刺激で体内の循環を良くするイメージで良いでしょう。
抜缶(吸い玉)は、まさにバキュームする様に詰まりを取り除き、
同時に、吸引することで血管などの通路を広げて通りを良くすると考えてください。
この様に、伝統的な鍼灸医学の考え方では、
痛みだけでなく、婦人科やその他の不調も、
すべてカラダを流れる気・血・水の滞り(不通)が原因であり、
この滞り(不通)を通せば、健康なカラダが手に入る、と考えている訳ですね。
中国の古い養生の本には、
「流れる川の水は腐らない、動いている戸の枢(蝶番)は朽ちない。身体もまたそのようである。」
という言葉があります。
“カラダは動くように出来ているので、適度に動き、体内の循環を良くしていれば、長く健康を保てる”という訳ですね。
カラダを冷やさず、適度に動き、循環を良くするように心掛けましょう!
そしてご自身の養生だけでは追いつかない場合には、放っておかずに、
鍼や灸、吸い玉の施術で“カラダの流れ”を整えるようにしてください!
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
鍼灸専門の治療院などでは珍しくないことだと思いますが、
整骨院などで鍼灸を行っていると、症状のある部位から離れた場所に鍼を打っていると、患者さんから珍しがられることがあります。
針灸は常に上下・左右・内外・表裏、全体の繋がりの中で身体を診る医学ですが、
今回はいくつかのツボを紹介しながら針灸医学の特長を知って頂ければと思います。
足の外踝(そとくるぶし)の上5寸に「光明」(こうめい)というツボがあります。
名前の通り、”はっきりと良く見えるように”という意味のツボで、
足にあるツボですが、眼の症状に効果があるとされます。
外踝とアキレス腱の間にある「崑崙」(こんろん)というツボの名は中国の伝説上の山の名前です。
ツボが踝(くるぶし)のすぐそばにあり、踝が山のような形であることからこの名がついたという説もありますが、
足首から遠く離れた頭部の症状を治すことから、
頭部の重要性と、頭部が高い位置にあることを崑崙山に譬えてこの名が付けられたという説もあります。
手首の少し上にある「養老」(ようろう)というツボは、読んで字の如く、「老を養う」、
つまり加齢によって生じる諸症状、例えば腰痛などに用いられます。
痔や脱肛には、頭頂部にある「百会」(ひゃくえ)というツボを使って下に降りているものを引き上げようとしたりします。
このように、目や頭部に効くツボが足にあったり、
腰痛の治療で手に針を刺したり、
肛門の症状に頭頂部のツボを使うなど、
一見無関係に思える場所に施術すべきツボがあるのは針灸医学の面白いところかも知れません。
もちろん施術すべきツボは離れた場所ばかりにある訳ではありません。
目のすぐそばにも目のツボはありますし、腰そのものにも腰痛のツボはあります。
お腹には胃腸や便秘のツボが沢山あります。
「阿是穴」(あぜけつ)というツボなどは、特定の点(ツボ)を指すのではなく、辛いところを押してみて、
「阿、是!(アー、シー)」、つまり「あー、そこそこ!」
という場所がそのままツボである、とするものです。
辛い所(症状のあるところ)を中心に鍼を打つこともあれば、
辛い所から離れた場所に鍼を打つことも、
またその両方に打つこともあります。
それは、どの方法が良いとか悪いとかではなく、
症状や目的に応じたり、また、その先生の考え方によったりもします。
問題は、症状のある場所と原因や施術ポイントがほぼ一致していることもあれば、
原因や施術すべきポイントが症状から遠く離れた場所にあることもある、ということです。
これは実は現代医学でも同じことで、足の痺れは腰椎に原因があったり、頸椎を治療することで手の痺れが治ったり、というのと同じです。
最近は、現代医学の方面でも、ファシア(筋膜)が注目されたり(4月16日のブログもご参照ください)、
「臓器たちは語り合う」といった”人体の巨大ネットワーク”が注目されるなど
(丸山優二・NHKスペシャル「人体」取材班 /NHK出版新書)、
全身の繋がりをかなり重視している様に感じられます。
これを針灸医学では、全身をめぐる〝経絡″という繋がりの中で診て、施術すべき適切なツボを選択してゆくのです。
要は、きちんと原因を見極め、全体のバランスの中で、適切な施術箇所を見つけることが重要ということですね。
当院には様々なタイプの鍼灸師がいますので、
ご興味のある方は是非、色々な鍼灸治療をお試しください。
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
〜首、肩、腰の痛みや交通事故施術〜
スタッフ全員が経験豊富な国家資格者です♪
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03-6400-3511
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
皆さん鍼灸治療における置鍼という言葉はご存知ですか?
鍼灸治療の流れの中で、ツボや必要な部位に鍼を刺した状態で、一定時間、そのままにしておくことです。
特に中医学(中国の伝統医学)に基づいた鍼灸を行うところでは、施術中に20分~30分以上置鍼することも少なくありません。
鍼灸師が鍼を刺し終わった後、「では、このまましばらく休んでいてください」とベッドサイドを離れ、
そのまま30分以上も放置されると、知らない人は、「あれ?先生、私の事を忘れていない?」と不安に思う人もあるかも知れませんね。
この置鍼、一体どういった意味があるのでしょうか?
伝統的な鍼灸医学では、人体にはツボとツボを連絡している「経絡」というルートが12本あり、
気はその経絡を一日に50周していると考えられています。
つまり、気が12本の経絡を一通り循環するのに約30分かかる計算になります。
ツボに鍼を刺した後、30分程度そのままにしておくのは、
ツボに刺した鍼の刺激が相互干渉しながら経絡を一巡し、全身に鍼の効果を及ぼすのに必要な時間だという訳です。
もちろん症状や目的、患者さんの体質によっても置鍼時間は変わりますし、
針を刺して即効する場合もあります。
また、一口に鍼灸治療と言っても、鍼灸の流派や鍼灸師の考え方、各々の治療院の方針によってもその施術方法は様々なので、一概には言えない部分もありますが、
少なくとも置鍼の時間は、忘れている訳でも、何もしないで放置している訳でもなく、
積極的にそのままにしている、ということです。
置鍼している間は、じわじわと効いてきている時間ですので、
できるだけリラックスしてゆったりとお休みになって頂ければと思います。
当院には様々なスタイルの鍼灸師が在籍しております。
色々なやり方の鍼灸を受けてみて頂くのも良いと思います。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
コロナ禍で「おうち時間」が増える中、
お部屋の居心地を良くする為に観葉植物を購入した方も少なくないのではないでしょうか?
当院も五月に入って新しい観賞植物を迎えました!!(後ほど紹介します!!)
この機会に観葉植物の効果について色々と調べてみると、大体次のような効果があるようです。
〇観葉植物は光合成を行うので、それによって二酸化炭素が除去されて酸素が供給され、
また、乾燥を抑制する効果も期待できます。
〇植物にはフィトケミカルという物質があって、カビやバクテリアの繁殖を抑制する効果が期待でき、
また、NASAの研究では、植物には化学物質を除去する働きがあることが発見されたという報告もある様です(植物の品種により異なる様ですが)。
こうしたことから、お部屋の抗菌効果も期待できそうです。
(コロナは、菌ではなくウィルスなので、直接的な効果は期待できないかも知れませんが、間接的な効果は期待できそうです)
〇最後に「癒し効果」として、
観葉植物の葉の緑色の波長が、
眼精疲労の緩和や精神安定など、リラックスを促す効果が期待できます。
動物ももちろん癒されますが、植物も癒されますね。
最後に、当院に新しく迎え入れた観葉植物を紹介させていただきます。
アガベ・アテナータ (自生地:アメリカ南西部~中部の亜熱帯乾燥地)
日本名「龍舌蘭(リュウゼツラン)」
一生に一度だけ壮大な花を咲かせ、花が咲くと株は枯れる、という神秘的な面があることから、
「世紀の植物(センチュリープランツ)」とも呼ばれ、
その花言葉は「繊細」、「気高い貴婦人」。
アガベの仲間にはテキーラの原料になっている品種もあるそうです。
フィカス・アルテシマ (原産地:インド・東南アジア)
「アルテシマ」はラテン語で「最も背が高い」と言う意味。
ゴムの木の一種で、
無花果(いちじく)と同じく実の中に花があるという不思議な花を付け、
その花言葉は「永遠の幸せ」
ドラセナ・カンボジア―ナ (原産地:東南アジア)
「ドラセナ」はラテン語で「メスの竜」という意味。
50種類ほどもあるドラセナの中には、真っ赤な樹液を出す品種があることから
「竜血樹」とも呼ばれるそうです。
同じドラセナでも品種ごとに花言葉が異なる様ですが、
いずれも幸せな花言葉が多いため、「幸福の木」とも呼ばれています。
植物の名前の由来や花言葉を調べるのも楽しいものです。
観葉植物は手入れにあまり手間がかからないものが多いようですので、
ご興味を持たれた方は、コロナ禍のストレス緩和、体調管理にぜひ取り入れてみてください。
それでも取れ切れないストレスや不調がある方は、早めに当院にご相談ください。
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こんにちは。副院長の藤井です。
連休はいかがお過ごしでしょうか。
本日の深夜には気温が10度ぐらいまで下がる予報が出ています。寒暖差で体調を崩さないようにご注意ください。
さて、当院はG.W中も通常営業しております。土・日・祝日は19時までの受付です。
当日のご予約も可能です。
首、肩、腰、背中などの急な痛みや不調に対応いたします。まずはお電話ください。
HP内のご予約バナーからネット予約も可能です。
連休中はまだまだ比較的ご予約がとれやすい状況です。
どこにも行けないことになっているG.Wはカラダにご褒美でリフレッシュもおすすめです。
スタッフは全員施術スタイルが違います。アナタにベストマッチの治療家が見つかるかも!!
技術力には自信があります‼お身体のお悩みがある方はぜひお越しください。
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こんにちは。副院長の藤井です。
東京都では4月25日に緊急事態宣言が発出されました。
当院では「通院は不要不急の外出に該当しない」とされるため通常営業いたしております。
もう3度目ですね。前回同様、営業時間に変更はありません。
G.Wも休まず営業いたします。
感染予防対策は以前のブログにも記載しておりますが、以下の通り継続して行っております。
・ベッド、まくら等院内設備は施術終了ごとにアルコール消毒、除菌(酸素カプセル内も同様)
・スタッフの毎朝検温、マスク着用
・スタッフの手指洗浄、うがい
・院内換気
・消毒薬の設置
・出入口ドアノブ、取っ手等の定時消毒
上記以外に当院スタッフがご来院のお客様に検温を求めることがございます。その際はご協力いただきますようお願いいたします。
ご予約優先とさせていただき、他の患者様・お客様との待合スペースなどでの時間、空間共用を極力減らしております。
また、ご来院の際はマスクの着用、入り口での手指の消毒をお願いいたします。
自粛で室内に籠ってばかりだと免疫力が低下します。
ボディケアで心身ともにリフレッシュしましょう。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
「スマホ首(頚)」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
当院でも、スマホをはじめとするモバイルの使い過ぎや、
使う時の姿勢が原因と思われる首肩や背部の凝り、腰痛、
或いは眼精疲労や頭痛で来院する方が少なくありません。
使用時の姿勢はもちろん、何よりも長時間の使い過ぎには気を付けなくてはならないことは
皆さん重々ご承知のこととは思います。
しかし今や無くてはならないデジタル・モバイル、
「そうは言っても、ついつい、なかなか手放せない」という方も多いのではないでしょうか?
しかし、このデジタル・モバイルの影響、
単に眼の疲労や首肩コリにとどまらず、“脳”への重大な影響がある、とするとどうでしょう?
少し前に話題となった『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン著/新潮新書)という本の中で、
スマホをはじめとするデジタル・モバイルが与える影響として、
記憶力や集中力、学力の低下、IQの低下といった影響が述べられています。
「バカになってゆく子供たち」という衝撃的な言葉や、
「スティーブ・ジョブズなどのIT業界のトップは自らの子供にはデジタル・デバイスを与えなかった」ということが述べられており、
子供だけでなく、「私たちのIQは下がっている」と、
大人の脳へも重大な影響が生じていることが論じられています。
また、依存症をはじめ、睡眠障害や鬱などの“心の病”など、
メンタルヘルスに与える影響についても多く述べられていて、
「スマホを頻繁に取り出して見る人ほどストレスを多く抱えていた」とか、
「不安(不安障害)とスマホの使用過多に相関性が見られた」といった研究結果が報告されています。
「ストレスと不安は本質的には体内の同じシステム(中略)の作動によって起きる」ので
「極端なスマホの使用が、ストレスと不安を引き起こす」というのです。
著者のアンデシュ・ハンセンは、同書のまえがきにて、
「人間は現代社会に適応するようには進化していない」としていて、
「人類史上、ここ数十年ほど急速にライフスタイルが変化したことはない。
しかも変わったのはデジタル関連の習慣だけではない。
これまで人類が体験したことのない種類のストレスが存在するようになった。
睡眠時間が減り、座っている時間が増えた。
そういうことは全部、脳にしてみれば未知の世界なのだ。
これがどういう結果を引き起こすのか―――
この本は、それに答えようとした結果だ。」
と述べています。
こうした急速なライフスタイルの変化に加えて昨今のコロナ禍による生活環境の変化とストレス!!
そんな中、便利なデジタル・モバイルの使用頻度(依存度)増加は、
ストレス解消や気分転換のアイテムとして役に立っていると思われる一方で、
実はコロナ禍のストレスをかえって増加させている可能性も・・・?
自らの健康(肉体的にも精神的にも)と脳、ひいては生命を守る為にも、
デジタル・デバイスとの付き合い方を是非一度見直してみてください。
それでも仕事でスマホを多用せざるを得ない方。
首肩コリや眼精疲労、頭痛の悪化防止や改善には
整体やマッサージでお役に立てる面があると思います。
自律神経の乱れには鍼やお灸も良いでしょう。
我慢せず、放っておかず、是非一度ご相談ください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
前回(4月7日)、前々回(4月5日)と、「天気痛」についてそのメカニズムをお話ししてきました。
今回はその対処法についてお話ししたいと思いますが、
「お天気痛」は、冷房による「夏ばて」や「冷え性」と原因が似ているとも言われています。
「気温」や「湿度」、「気圧」が身体に与える影響、主に「気圧」の影響については前回(4月7日のブログで)お話ししました。
「湿度」について補足をすると、
雨が降ると当然湿度が上がりますが、
湿度が高いと汗が引にくくなり、体が「むくみ」やすくなります。
「むくみ」も血行を低下させるので疲労物質がたまる原因となります。
また体液中のカルシウムイオンが薄まって筋肉や神経が過敏になり、痛みが出やすくもなります。
さらに汗が引きにくいことによって体温調節がしにくくなり、自律神経のバランスも乱れてきます。
つまり、雨降りの前後の「気圧の変化」と「湿度の上昇」による
「自律神経の失調」+「むくみ」+「血行不良」が
「天気痛」や「気象病」を引き起すのです。
そう、つまり冷房による「夏ばて」や「冷え性」に似た状態です。
したがって、「天気痛」や「気象病」は、対策も「夏ばて」や「冷え性」とかなり共通します。
これらの症状に有効な方法のひとつにお風呂があげられます。
お風呂で汗をかいて余分な水分をすっきりと流し出し、血行をよくすると良いでしょう。
そしてお風呂あがりには、症状悪化の要因となる「湿気」と「冷え」を防止するため、
身体をしっかりと拭いて、
血行を妨げない様なゆったりとした、
そして続いて出てくる汗が引きやすいような通気性と吸湿性がよい服装をしてください。
血行を良くすることが健康にとって如何に大切なことかについては、
3月29日のブログ(「健康の正体」)もご参考ください。
こうしたご自身でのセルフケアで間に合わない場合には、
マッサージや整体などで血行を良くすることももちろん有効です。
冷えや自律神経の調整には針やお灸も良いと思います。
これからこの先、梅雨の時期を迎え、冷房の効いた夏がやってきます。
体調は早め早めに整えるように心掛けてください。
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空いてる時間の確認はネット予約が便利です。
当院HPのバナーから予約サイトに入れます。ぜひご利用ください。
初めて当院をご利用の方にもご利用いただけます。
またお電話でもご予約、お問合せを受け付けております。お気軽にご連絡ください。
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前回(4月5日のブログ)は、気候が交感神経に与える影響についてお話ししました。
「痛み」に関しては「温度」よりも『気圧』と『湿度』の影響力の方が大きいと言われているが、「気圧」については、気圧が下がると「副交感神経」が優勢になるとも言われているので、一見矛盾しているようだ、
というところまでお話しましたね。
今回は「気圧」が身体に与える影響ですが、
実は、気圧が低下すると、気圧が低下したことに対して身体がバランスがとれるまでは、
血中に物質が溶け込みにくくなったり、
一つ一つの細胞が膨張ぎみになると言われています。
少し話がそれますが、
当院にも設置してある『酸素カプセル』は、
気圧を上げたカプセルの中に入ることで、酸素が血中に溶け込む形で取り込まれ易くなり、
通常よりもより多くの酸素が体内に取り込まれ、身体の隅々にまで運ばれる、
というものです
(通常は、赤血球と結びついて運ばれる「結合型酸素」が99%であるのに対し、
血中に溶け込んで運ばれる「溶解型酸素」は1%程度のみと言われています)。
つまり、逆に気圧が下がると、身体にかかる空気圧が減るので、
身体(細胞)は膨張気味になり、血中にも物質が溶け込みにくくなる、といったイメージです。
そして実は、このときに、血中の肥満細胞からヒスタミンという物質が放出されて増加すると言われています。
このヒスタミンという物質、外部からの刺激に反応して増え、
アトピーや喘息などのアレルギーや炎症を起こしたりする作用がありますが、
「神経伝達物質」としては交感神経を刺激します。
組織の膨張で、神経と周囲の器官が触れやすくなって痛みが増し、
その一方で、ヒスタミンが神経伝達物質として交感神経を刺激する。
こうしたことが重なった結果、「痛み」につながる訳ですね。
では、こうした「天気痛」や「気象病」、一体どのように対処したら良いのでしょうか?
次回はその対処法についてお話したいと思います。