Blog記事一覧 > 発痛物質 | 芝公園・浜松町・赤羽橋・三田 芝公園整骨治療院の記事一覧
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
痛み症状に対しては、針治療を選択される患者さんも多いのですが、
前回までに紹介した様ないくつかの質問(湿布の使い分けなど)以外に、患者さんから質問されることがあるのが、
「ところで針はどのようにして効くの?」という質問です。
前回までの3回のお話の中で、痛みがある場合は、
血流を良くすることで、
患部に発生した発痛物質が洗い流され、
組織の損傷がある場合には損傷した組織が修復される、
というお話をしました。
針が「効く」メカニズムのひとつには、この「血流を良くする」ということがあると思います。
針という、人体にとっては異物の侵入や、針の刺入によって生じる組織の微細なキズが、
侵害刺激に対して生じるカラダの反応、つまり免疫反応や修復反応を呼び起こす(増幅させる)というのが現代医学的解釈です。
免疫反応も修復反応も、白血球などの免疫細胞や栄養豊富な新鮮な血液が患部に集まるということで、つまりは血流が良くなるということです。
東洋医学的にも、「通則不痛、不通則痛」(流れが通っていれば痛まない、流れが滞っていると痛む)という原則があります。
「痛むというのは気血の流れが悪いということであり、針で刺激し、流れを良くすることで痛みを緩和する」という考えは
上述の解釈と同じことを言っていると言えるでしょう。
針や灸、吸い玉などは、深部の緊張を取り、血流を改善し、毛細血管を広げて流れを良くします。
特に針の場合は、マッサージなどと比べて、直接、体の深部(にある患部)を刺激できるという利点もあります。
急性の痛みはもちろん、長引く慢性痛や、頑固な痛みには、針や灸、吸い玉などの施術も是非お試しください。
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
〜首、肩、腰の痛みや交通事故施術〜
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東京都港区芝2-8-13KITAハイム芝201
03-6400-3511
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
前回お話した「冷湿布と温湿布、どちらを使ったら?」という質問と同様によく聞かれるのが、
「温めた方が良いか?冷やした方が良いか?」という質問です。
特にギックリ腰などの急な痛みの時によく質問をされます。
ギックリ腰や捻挫などで患部が痛むのは、(超大雑把に言えば)組織が損傷して、そこに炎症が生じ、「発痛物質」が発生しているためです。
基本的には、血流を良くすることで患部に新鮮な血液が届き、損傷した組織が修復されてゆきます。
また、血流が良くなることで患部の発痛物質が血流によって洗い流され、段々と痛みも収まってゆきます。
ひと昔前までは、ケガなどで炎症を生じたら、先ずは「冷やす(アイシング)」と言われていました。
と言いますか、今でもそう言われていています。それはそれで正解です。
受傷直後などは、冷やすことで、感覚が麻痺した様に疼痛を軽減する効果はあります。
但し、アイシングする(冷やす)ことが、炎症を起こしている患部(損傷した組織)を修復している訳ではありません。
むしろ長期間に渡って冷やし続けると、患部に新鮮な血液が十分に届かず、回復が遅くなります。
「炎症を抑える」という言い方をしますが、アイシングは、「炎症を抑える」というよりは、「炎症部位を不必要に広げない」様にする為だとも言われています。
(冷やして血流を抑えることで、損傷部位に発生した発痛物質などが周囲に広がって周囲の非損傷組織にまで影響を与えることを最小限にする)
ですから、プロのスポーツの世界では、炎症が起きたからといって特に冷やさない、むしろ、あえて温めて回復を早める、ということが随分と前から行われています。
炎症は、ケガを治すための反応でもあるからですね。
とは言え、一般の方が、ギックリ腰や捻挫をした(腫れたり、熱感があってズキズキしている)場合には、
受傷直後は一旦冷やすか、分からなければ湿布を貼っておくと無難でしょう。
但し、冷やす場合でも、大抵の場合は、受傷直後から1日~2日、長くても3日くらいで良いです。
長期間冷やし続けると、逆に損傷した組織の回復が遅くなり、治りが悪くなります(湿布の貼付くらいはOK)。
痛めた部位を治すには、やはり患部の血流を良くする必要があるからです。
ただ、足首などの捻挫などの場合には、冷やすか否かの問題よりも、受傷後の適切な固定(テーピングなど)がその後の治り方を左右する場合がありますので、必要に応じて早期に治療院や整形外科を受診してください。
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