針はどのように効く?
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
痛み症状に対しては、針治療を選択される患者さんも多いのですが、
前回までに紹介した様ないくつかの質問(湿布の使い分けなど)以外に、患者さんから質問されることがあるのが、
「ところで針はどのようにして効くの?」という質問です。
前回までの3回のお話の中で、痛みがある場合は、
血流を良くすることで、
患部に発生した発痛物質が洗い流され、
組織の損傷がある場合には損傷した組織が修復される、
というお話をしました。
針が「効く」メカニズムのひとつには、この「血流を良くする」ということがあると思います。
針という、人体にとっては異物の侵入や、針の刺入によって生じる組織の微細なキズが、
侵害刺激に対して生じるカラダの反応、つまり免疫反応や修復反応を呼び起こす(増幅させる)というのが現代医学的解釈です。
免疫反応も修復反応も、白血球などの免疫細胞や栄養豊富な新鮮な血液が患部に集まるということで、つまりは血流が良くなるということです。
東洋医学的にも、「通則不痛、不通則痛」(流れが通っていれば痛まない、流れが滞っていると痛む)という原則があります。
「痛むというのは気血の流れが悪いということであり、針で刺激し、流れを良くすることで痛みを緩和する」という考えは
上述の解釈と同じことを言っていると言えるでしょう。
針や灸、吸い玉などは、深部の緊張を取り、血流を改善し、毛細血管を広げて流れを良くします。
特に針の場合は、マッサージなどと比べて、直接、体の深部(にある患部)を刺激できるという利点もあります。
急性の痛みはもちろん、長引く慢性痛や、頑固な痛みには、針や灸、吸い玉などの施術も是非お試しください。
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
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