Blog記事一覧 > 8月, 2022 | 芝公園・浜松町・赤羽橋・三田 芝公園整骨治療院の記事一覧
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
突然ですが、数年前のあなたの身体と今のあなたの身体は、同じあなたの身体でしょうか?
「そりゃあ、少しは歳も取ったし、その分いくらか太るなり痩せるなりの変化もあったけど、
SF小説みたいに他人の身体と入れ替わる訳じゃないんだから、間違いなく数年前も今も同じ自分の身体だよ。」
と思った方、すみません、少し質問の仕方が悪かったと思います。
「新陳代謝」という言葉はご存知だと思います。
新しいものが古い(陳)ものと入れ替わることです。
人の身体では絶えず新陳代謝が行われています。
例えば、お風呂に入れば皮膚の表面では垢が剥がれますね。
これは、その下で新しい皮膚の細胞が絶えず生まれては表面へと押し上げられ、古くなった皮膚の細胞がその寿命を終えて剝がれゆくからです。
この皮膚の新陳代謝のサイクルは概ね28日と言われています。
身体を構成する各細胞の新陳代謝のサイクルは部位ごとに異なります。
短いものでは、小腸の上皮細胞は24時間のサイクル、胃の表面の粘膜は3日程度のサイクルで新陳代謝しています。結構な勢いで入れ替わってますね。
血液中の白血球(顆粒球)も3日程度のサイクルですが、酸素を運ぶ赤血球になると代謝サイクルは120日(4カ月)ほどです。
他に代謝サイクルがやや長めのものでは、筋肉の細胞は60日(2か月)と言われています。
また、一見硬くて不変のように見える骨も常に破壊と再生とが行われており、骨細胞の代謝サイクルについては約3カ月~2年のようです(資料によって差があります)。そして、3~5年もすれば全身すべての骨細胞が入れ替わるようです。
つまり、数年もすれば、変わらず自分の身体だと思っている今のこの身体も、それを構成している細胞は、実は数年前とは全く違ったものになっている、という訳です。
野球チームで、選手が徐々に入れ替わって、やがて全ての選手が世代交代し、監督や、果てはオーナーまでもが入れ替わってしまったら、チーム名は同じでも実質的にはもう全く異なる別のチームですよね(チーム名すら変わることもありますね)。それでもファンは「同じチームとして認識」し、継続して変わらずに応援します。それに似ていますかね(笑)。
よく、からだに不調のある時などに、「からだのパーツを取り換えられれば」なんてことを言う方がいらっしゃいますが、取り換えなくても、私たちのカラダは絶えず古い細胞が新しい細胞と入れ替わり、刻々と変化をしているんですね。
そして身体の場合、新陳代謝で新しい細胞を作る材料となるのは日々の食事です。
そして身体がどういう風に作り変えられてゆくかは、日々どういうふうに身体を使っているかに由ります。
例えば、しっかりと筋肉を使い、骨に適度な負荷をかけ、きちんとタンパク質を摂取していると、必要に応じて筋肉も骨も強度を保持、もしくはより強く生まれ変わってゆきます。
逆に、身体にかかる負荷の少ない生活を送っていると、身体が「それほど強い筋肉や骨は必要なさそうだ」と判断して、新陳代謝をしながら身体は弱く生まれ変わってゆきます。
ですから、油断していると将来カラダは良くない方向に変化してゆく可能性もありますが、
逆に、今、カラダに不具合を感じていても、過ごし方やメンテナンスの仕方次第で、将来カラダは良い方向に変わり得る、ということです。
皆さん、諦めずにカラダ・メンテナンスしてゆきましょう!
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
〜首、肩、腰の痛みや交通事故施術〜
スタッフ全員が経験豊富な国家資格者です♪
お気軽にお問合せ下さい♪♪
東京都港区芝2-8-13KITAハイム芝201
03-6400-3511
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
耳の中でセミの鳴いている様な音や金属音の様なキーンという音が常にしている耳鳴りは不快なだけでなく大変ストレスにもなる症状です。
耳鳴りそのものもストレスですが、そもそも耳鳴りの原因の一つにストレスが挙げられます。
以前、この様な患者さんがいらっしゃいました。数年前から毎日約10時間に及ぶ慣れないPC作業が続き、それに伴ってふらつき、肩こり、眼の疲れ、頭痛といった症状が出現した後に耳鳴りが出現した、ということで相談にいらっしゃいました。
また別の患者さんは、元々長年(意識を向けると)耳鳴りがあるものの平素は音に慣れてしまっていました(程度によって耳鳴りの音には慣れも出てきます)。ところが上記に似た多忙とストレスが続いた後に悪化し、睡眠にも影響が出てきたといって相談にいらっしゃいました。
最近では元々あった耳鳴りがこのコロナ禍で悪化したというケースも聞きました。
これらのケースは、中医学(中国の伝統医学)的には、多忙によって気血が損耗し、身体上部にある頭部や耳目などに十分な気血が行き届かなくなった上に、ストレスによって生じた気の停滞・鬱積が長引いて熱化(鬱熱)し、その熱が上衝して耳に影響したことが原因として考えられます。
こうした場合、針灸治療では、先ず気血を補いながら、同時に停滞した気の巡りを良くすることを考えます。
例えば、手の「合谷」と足の「太衝」というツボの組合せにはその働きがあります。
これに耳を通る経絡上で手首近くにある「外関」と言うツボを取るなどして症状の改善を図ってゆきます(各々下図1枚目~3枚目)。
日常生活で十分な休息を取りリラックスしてもらうことも大切な治療の一要素となります。
もちろんストレス以外の原因も考えられます。
中医学では五官の中で「耳」は「腎」の臓との関係が深いと考えます。
中医学では、「腎」という臓は〝先天的なエネルギー〟を蓄えている臓で、成長や老化と密接な関係があります。
「腎」は「耳」以外にも「歯」や「骨」とも関係が深く、その為、加齢と共に「腎」(≒先天エネルギー)が弱くなって来ると、「歯」が弱くなったり、「骨」が弱くなって背中が丸くなったりしやすくなると考えます。
同様に、「腎」の衰えによって「耳」が十分に栄養されなくなると耳鳴りや難聴を生じてくるという訳です。
加齢は自然現象なので補うにも限界はあるかも知れませんが、加齢以外に、大病の後や、著しく体力を消耗するようなことがあった後などに発症したものもこのタイプに当てはまります。
この場合は、例えば、腎経の原穴である足の「太谿」というツボで「腎の気」を補いながら、耳のすぐ前方にある「聴宮」というツボで耳局所の血流改善を図ったりしてゆきます(下図1枚目~2枚目)。
耳鳴りはなかなか簡単な症状ではありません。
それ故、長期に渡ってお悩みの方も多くいらっしゃいます。
様々な治療を試している方も多いと思いますが、針灸治療を試したことが無い方は、選択の一つとして是非針灸もお試しください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
最近、『筋トレをやり過ぎると死亡リスクが高まる』という話が話題となっていますね。
ネットやTVの番組でも報じられていたので目にした方も多いのではないでしょうか。
東北大、早稲田大、九州大の共同研究グループによる研究結果として、
筋トレを週に130時間以上行う人は、筋トレを行わない(週に0時間)人に比べて、心血管疾患の発症リスク、がんのリスク、死亡リスクなどが高まる、という驚きのデータが示されました。
もちろん「筋トレが危険だ!」と言っているのではありません。
運動嫌いの人は、これを「運動をしない口実」にはしないようにしてくださいね(笑)
同研究データでも、週30分~60分程度の筋トレを長期的に続けた場合には、上記の様な疾病の発症リスク、死亡リスクは、筋トレを行わない人と比べて、いずれも10~17%少なかったというデータが示されています。
週130時間を超えた場合に、一転して、リスクが増加する(糖尿病リスクは例外)、ということです。
ただ、糖尿病の発症リスクについてだけは、週30分~60分程度の筋トレはもちろん、週130時間を超えても、筋トレ時間(/週)に比例してリスクは減少していたようです。
(※糖尿病に対する筋トレの効果については2022/7/5日ブログもご参照ください。)
研究報告の中では、今のところ、筋トレを週130時間以上行うことによる疾病発症リスクの増加原因は不明とされています。
仮説の一つとしては、強度の高い運動を過度に行うことによって活性酸素が増え過ぎ、それが悪影響するのではないか、という見解もあるようです。
(※活性酸素については、2021/10/13ブログ、2022/3/2ブログをご参照ください。)
今回の研究データでは、筋トレの「一週間あたりの時間数」だけが示されています。
筋トレの内容や負荷(強度)、あるいは年齢層ごとの違いなどについては言及が無いので、週あたりの時間数だけでは一概に言えない部分もあると思います。
但し、やはり「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という訳の様です。
以前のブログ(4月27日ブログ)で紹介した『ロジカル筋トレ』という本には、
筋トレは、その目的を明確にし、目的・目標に合った内容、強度(負荷)・頻度、そして正しいやり方(フォーム)で行うことが大切であるとありました。
一方で、何キロ挙げた、とか、何回行ったという回数やセット数を目標(目的)にしてしまい、正しいやり方(フォーム)を崩してまで無理してやるのは良くないともありました。
おそらくこれは筋トレに限らず、有酸素運動やストレッチ、ヨガやダンス、或いはゴルフの練習など、他のあらゆる運動についても言えることでしょう。
コロナ禍がはじまって以来、座りっぱなしや運動不足の方が問題になりがちです。
一方で、一念発起して運動をはじめる方もいらっしゃるかと思います。
軽くこなせる程度の運動を、楽にこなせる量(時間、回数)だけ行っても、健康増進にはあまり効果がないかも知れません。
しかし、やればやるほど効果があると思って闇雲にやり過ぎてもまた逆効果のこともあるということです。
「加減」というのは難しいですが、
是非、現在のご自分の体力、そしてご自分の目的・目標に合った、適切な運動を見つけ、行ってください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
『80歳の壁』という本が少し前からブームになっていますね。
書店では平積みにされていますし、TVの情報番組でも取り上げられたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
本書は、「高齢者」を「幸齢者」と表現し、80歳を過ぎた後の時間を如何に健康で幸せに過ごすかの考え方や方法が紹介されています。
著者は高齢者医療に長年携わってきた医師。実際に多くの高齢患者さんを診てきた経験から、「高齢」を「幸齢」として過ごしてゆく為の知恵が提案されています。
例えば、
80歳を超えて急に訪れる70代までとは異なった身体的変化や環境の変化をどう受け入れてどう対処すれば良いのか。
80歳も過ぎれば、健康診断とはどのように付き合ってゆけば良いのか。そして、どの程度その結果を気にした方が、或いは、「気にしない」方が良いのか。
食生活や生活習慣など、日々の生活の中で、どんなことは「もう我慢しないで好きなようにやれば良い」のか、或いは、どんなことは「気を付けた方が良い」のか。
そういった問題が一つ一つ具体的に取り上げられています。
しかしこの本は、80歳を迎えた方や目前にした方、或いは、80歳を迎えようとするご両親を持つ方が参考に読むだけでなく、
比較的、弱・中年層の方が読んでも良いのではないかと思っています。
それは、『いずれ誰もが歳を取る』ということもあります。
しかしそれだけではありません。
例えは、50代でも、40代でも、或いは、30代ですら、
ある年代に突入したら、それ以前の年代とは異なる身体変化が現れ、「あれっ?こんなはずでは」ということ(≒不調)が生じてきます。
また、各世代ごとに、社会的にもプライベートでも、大きな環境の変化が訪れるタイミングがあり、それが心身の健康状態に大きな影響を与えることがあります。
特にここ数年は、コロナ禍に因る社会の変化と、それに因る心身への影響に苦しんでいる方も多いのではないかと思います。
本書は『80歳の壁』というタイトルですが、80歳に拘らず、『年代の壁』、或いは『コロナ禍の壁』と読み替えて読んでも十分に参考になる内容が含まれていると思いました。
これからの時間を「健康」で「幸せ」に過ごしたいと考える方は、是非ご参考にしてみてください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の高橋です。
暑い日が続いていますね。
大雨が降ったり、コロナがまた増えてきたりと元の生活に戻るのは
まだ少し時間がかかりそうですね。
さて、今年のお盆は帰省や旅行に行く方も多いのではないでしょうか?
十分に気を付けて行ってらっしゃいませ。
当院はお盆期間中も毎日通常営業です。
この期間に身体をリセットしませんか?
しっかりと身体を整えるも良し。酸素カプセルにゆっくり入って溜まった疲れを抜くのも良し。
コリや痛みを鍼灸で治療するのもいいと思います。
平日は夜の22時まで診療しています。
遅い時間帯のご来院も大歓迎です。
是非お越しください。
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