Blog記事一覧 > 眼精疲労 | 芝公園・浜松町・赤羽橋・三田 芝公園整骨治療院の記事一覧
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
仕事でもプライベートでも、スマホやパソコン、タブレット端末などを使わない日は無いですね。
その為か、当院でも眼精疲労を訴える方が少なくありません。
ひどい場合には頭痛を伴ったり、中にはPC画面を見ていると眼が回る、といった方もいらっしゃいます。
中医学では、眼は血液消耗の激しいところとされています。
また、眼は「肝の竅(あな)」と言われ、「肝」の臓との関係が深い感覚器官です。
肝の臓には、全身の〝気〟のスムーズな循環を調整すると共に、血液をストックしておき、状況に応じて全身の血液循環量を調整するという重要な働きがあります。
その肝が内側から外界に向けて開いた「竅(あな)」が「眼」です。
(ちなみに、「耳」は「心の竅」、「口」は「脾胃の竅」などとされています。また、中医学で言われる「臓・腑」の概念は現代医学の「臓・腑」の概念とは異なります。念のため。)
眼精疲労は、眼を使うことによって肝血を過度に消耗、あるいは既に血が消耗しているにも関わらず更に眼を酷使した為に、眼への血の供給が不足している状況と言えます。
また、「眼がまわる」ということに関しても血の不足と関係があります。
眼での血の消耗が激しく、血が頭部を十分に栄養出来ないと、頭痛やめまい、ふらつきなどの症状が出ます。
肝血の不足には、胃腸機能が弱っていて血の生成が肝血の補充に間に合っていない等、その他の原因の併発も考えられます。
肝血に対する主なツボとしては足の甲にある「太衝」が挙げられます。
血だけでなく気の巡りを良くするツボとしても多用されるツボです。
「眼や頭の症状なのに足のツボ??」と思う方もいらっしゃると思います。
以前このブログでも紹介しましたが(2021年6月16日ブログ「ツボのおもしろさ」)、眼が明るく良く見えるようになる、という意味の「光明」というツボも足の向う脛の外側にあります。
針灸医学では、「上の症状には下のツボを取る」とか、「症状のある部位から遠く離れたツボの方が効果が高い」といった法則があります。
もちろん、患部局所のツボも同時に使うことや、患部局所のツボのみを使うこともあります。
ツボ刺激の他に、眼の周囲を温めたりマッサージをして眼筋を暖めたり、眼球の運動を1日数回行うことも有効です。
もちろん、根本的な解決としては、眼の使い過ぎを避け、長時間続けてディスプレイを見ない、夜遅い時間にはスマホやPCを見ない、十分に眼を休息させる時間を取って、遠くの自然の景色を見る機会を持つ、などの対策が最善です。
しかし、現代社会ではなかなか難しい面も少なくありません。
ご自身の対策だけではケアが追い付かず、眼精疲労や頭痛、めまいにお悩みの場合には、是非ご相談ください。
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
〜首、肩、腰の痛みや交通事故施術〜
スタッフ全員が経験豊富な国家資格者です♪
お気軽にお問合せ下さい♪♪
東京都港区芝2-8-13KITAハイム芝201
03-6400-3511
こんにちわ!芝公園整骨治療院の高橋です。
眼精疲労でお悩みの方は当院の鍼灸施術を受けてみませんか?
特別な丸型の温灸を用いて目に温熱刺激を加えます。
もちろん首肩眼球周りにも鍼灸施術していきます。
あまり見慣れない形のお灸ですが肌に直接お灸するわけではありません。
空気の対流熱とお灸の熱で温めていきます。
ホットタオルやヒーターなどは表面的に温めるのに対し
お灸の熱はカラダの深部に行きわたります。
さらに個人差はあるのですが
2~3日程カラダの中にお灸の熱が残ります。
1回の施術で割と効果を感じやすいかと思います。
PC、デスクワークの方でぜひ一度お試しください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
「スマホ首(頚)」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
当院でも、スマホをはじめとするモバイルの使い過ぎや、
使う時の姿勢が原因と思われる首肩や背部の凝り、腰痛、
或いは眼精疲労や頭痛で来院する方が少なくありません。
使用時の姿勢はもちろん、何よりも長時間の使い過ぎには気を付けなくてはならないことは
皆さん重々ご承知のこととは思います。
しかし今や無くてはならないデジタル・モバイル、
「そうは言っても、ついつい、なかなか手放せない」という方も多いのではないでしょうか?
しかし、このデジタル・モバイルの影響、
単に眼の疲労や首肩コリにとどまらず、“脳”への重大な影響がある、とするとどうでしょう?
少し前に話題となった『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン著/新潮新書)という本の中で、
スマホをはじめとするデジタル・モバイルが与える影響として、
記憶力や集中力、学力の低下、IQの低下といった影響が述べられています。
「バカになってゆく子供たち」という衝撃的な言葉や、
「スティーブ・ジョブズなどのIT業界のトップは自らの子供にはデジタル・デバイスを与えなかった」ということが述べられており、
子供だけでなく、「私たちのIQは下がっている」と、
大人の脳へも重大な影響が生じていることが論じられています。
また、依存症をはじめ、睡眠障害や鬱などの“心の病”など、
メンタルヘルスに与える影響についても多く述べられていて、
「スマホを頻繁に取り出して見る人ほどストレスを多く抱えていた」とか、
「不安(不安障害)とスマホの使用過多に相関性が見られた」といった研究結果が報告されています。
「ストレスと不安は本質的には体内の同じシステム(中略)の作動によって起きる」ので
「極端なスマホの使用が、ストレスと不安を引き起こす」というのです。
著者のアンデシュ・ハンセンは、同書のまえがきにて、
「人間は現代社会に適応するようには進化していない」としていて、
「人類史上、ここ数十年ほど急速にライフスタイルが変化したことはない。
しかも変わったのはデジタル関連の習慣だけではない。
これまで人類が体験したことのない種類のストレスが存在するようになった。
睡眠時間が減り、座っている時間が増えた。
そういうことは全部、脳にしてみれば未知の世界なのだ。
これがどういう結果を引き起こすのか―――
この本は、それに答えようとした結果だ。」
と述べています。
こうした急速なライフスタイルの変化に加えて昨今のコロナ禍による生活環境の変化とストレス!!
そんな中、便利なデジタル・モバイルの使用頻度(依存度)増加は、
ストレス解消や気分転換のアイテムとして役に立っていると思われる一方で、
実はコロナ禍のストレスをかえって増加させている可能性も・・・?
自らの健康(肉体的にも精神的にも)と脳、ひいては生命を守る為にも、
デジタル・デバイスとの付き合い方を是非一度見直してみてください。
それでも仕事でスマホを多用せざるを得ない方。
首肩コリや眼精疲労、頭痛の悪化防止や改善には
整体やマッサージでお役に立てる面があると思います。
自律神経の乱れには鍼やお灸も良いでしょう。
我慢せず、放っておかず、是非一度ご相談ください。
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
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