Blog記事一覧 > おうち時間 | 芝公園・浜松町・赤羽橋・三田 芝公園整骨治療院の記事一覧
こんにちは。芝公園整骨治療院の高橋です。
暑い日が続いていますね。
大雨が降ったり、コロナがまた増えてきたりと元の生活に戻るのは
まだ少し時間がかかりそうですね。
さて、今年のお盆は帰省や旅行に行く方も多いのではないでしょうか?
十分に気を付けて行ってらっしゃいませ。
当院はお盆期間中も毎日通常営業です。
この期間に身体をリセットしませんか?
しっかりと身体を整えるも良し。酸素カプセルにゆっくり入って溜まった疲れを抜くのも良し。
コリや痛みを鍼灸で治療するのもいいと思います。
平日は夜の22時まで診療しています。
遅い時間帯のご来院も大歓迎です。
是非お越しください。
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
〜首、肩、腰の痛みや交通事故施術〜
スタッフ全員が経験豊富な国家資格者です♪
お気軽にお問合せ下さい♪♪
東京都港区芝2-8-13KITAハイム芝201
03-6400-3511
こんにちは。芝公園整骨治療院の高橋です。
最近、コロナの感染者数が急激に増えてきましたね。
当院としては今まで以上に消毒、換気、検温などの感染対策をしっかり行い
安心して施術を受けて頂ける環境作りをしていきます。
営業時間も時短などなく通常営業しています。
予約時間も患者さん同士が接触しないように十分インターバルをとっていますし
ご予約優先なので、待ち時間無く、施術を受けて頂けます。
最近は平日の日中はご予約が取りやすくなっています。
しっかりとカラダケアをして免疫力を高めていきましょう。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
以前このブログで『スマホ脳』という本を紹介しました。
「スティーブ・ジョブズなどのIT業界のトップは自らの子供にはデジタル・デバイスを与えなかった」という事実と共に、
スマホが“脳”や“健康”に与える重大な影響について書かれていました(2021年4月21日のブログ参照)。
この本の反響を受けて、
“では、どうすれば良いの?”という問いに対するアンサーとして書かれたのが、
同著者による『最強脳』という本です。
『実は、この本の結論は一言で言えてしまいます。
運動をしよう—–そうすれば脳は確実に強くなる。』
日本語版の冒頭「日本の読者の皆さんへ」の中で、ハンセン先生がいきなりこう書いている通り、
この本の内容と結論はこの一点に尽きます。
ただ、大切なのは、“運動することによって、脳の中ではどのような変化が起きているか”、ということです。
前著『スマホ脳』では、スマホが“脳”や“身体”にどの様な影響を与えるかが書かれていましたが、
本書では「運動が子供や若者の脳にどのような影響を与えるかという知識を紹介」しています。
それと同時に「運動するモチベーション」が上がる様な知識の紹介もされています。
以前、『スマホ脳』を紹介した後に、『脳を鍛えるには運動しかない!!』という本も紹介しましたが(2021年5月11日ブログ)、
“身体”の健康のためだけでなく、“脳”のためにも、やはり“カラダを動かすこと”が一番良い様です。
本書でも、“カラダを動かすこと”は、
身体が強くなり、見た目もスッキリするだけでなく、
認知機能が高まり、発想力、記憶力、集中力も高まり、
気分も良くなって幸せな気分になり、
睡眠の質も改善されて、ストレスにも強くなる、と言っています。
皆さんがこの様にすこぶる健康になると、治療院としては少し困った面も出てくるかもしれませんが(笑)、
自身の為、是非、カラダを動かす習慣をつけて行きましょう!!
めざせ!健康長寿!!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
太極拳や気功法など、中国には古くから様々な健康法、養生法が伝わっていますが、
中国の古い養生法や鍛錬法の中では、いわゆる呼吸法のことを「吐納」と呼んでいます。
「吐納」とは、「吐古納新(とこ、のうしん)」、つまり、「古きを吐き出して、新しきを納める」という意味です。
この「吐納(呼吸法)」にも様々な種類や方法がありますが、
呼吸法の要領を表す言葉に「吐鶴納亀(とかく、のうき)」という言葉があります。
「吐くときは鶴(の様に)、納める(吸う)ときは亀(の様に)」という意味です。
これは主にいわゆる腹式呼吸の要領について言ったものですが、どういうことかと言いますと……;
腹式呼吸で吐く時というのは、腹部を凹ますことによって横隔膜が上がり、それによって胸郭が狭まることで肺の空気が吐き出されます。
その際、お腹は、少し窮屈になったズボンやスカートを穿くとき時の様に、腹部を四方八方から凹まします。
それに伴って頭頂部と尾骨とが引っ張り合う様に、脊柱が縦に引き伸ばされ、上体が伸ばされる様になります。
その様をちょうど鶴が伸びをしている様子に例えたのが「吐鶴」という言葉です。
一方、腹式呼吸で吸う(納める)時というのは、横隔膜が下がることで胸郭が広がると同時に、横隔膜によって押し下げられた腹腔が四方八方に広がります。
その際、尾骨を納めて肛門を引き締め、目線はやや臍を見るようにし、脊柱をゆるめて背中や腰部まで十分に膨らむようにします。
少し丸まるようになる(ほんの少しです。猫背はいけません)その様を、甲羅を背負った亀に例えたのが「納亀」という言葉です。
「吐」、「納」という言葉は、「呼」、「吸」という言葉に比べて、単に鼻や口を通じて肺に空気を出し入れするというよりは、もう少し身体の深いところから、そして深いところへの気の出し入れをイメージさせてくれる気がします。
鶴や亀の姿で例えながら身体全体でしっかりと深い呼吸を行うことを表現しているのでしょう。
中国の呼吸法には多くの方法や種類があり、行い方も様々です。
紹介した様な腹式呼吸もあれば、武術などでは逆腹式呼吸も重視されよく行われます。
鼻から吸って口から吐く方法もあれば、吐くのも吸うのも口を閉じて鼻から、という方法もあり、
目的や呼吸法を練習する人の身体の状況に応じて使い分けたりもします。
吐く時に五臓六腑に対応した特定の発声を行いながら吐いて臓器を刺激する、などといった方法もあります。
中国の養生法以外にも、ヨガの呼吸法や、禅の呼吸法など、呼吸法には様々な方法があります。
現代人は呼吸が浅くなりがちだと言われており、様々な不調の原因にもなります。
ご自分の目的や状況に合った呼吸法を見つけて、出来ればはじめは一度きちんと学んでみると良いと思います。
当院スタッフ・西村による呼吸に関するブログ(8月27日、9月14日ブログ)もお役に立つと思いますので非参考にしてみてください!!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
皆さん、筋肉がたった一日で一歳分老化する、と聞いたらどうですか?
ある論文によると、「ヒトは通常30歳を過ぎると、
1つ歳をとるごとに、平均1%づつ筋肉量や筋力が低下する」そうですが、
「トイレと食事の時以外は寝たままで過ごすと、一日約1%の筋肉量・筋力が低下」し、
「ましてや、完全に安静にしていると、一日約2%の筋肉量・筋力が低下してしまう」そうです。
「つまり、たった1日の安静でなんと1~2歳も老化してしまう」のだそうです。
(上月正博教授/東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野教授・東北大学大学院リハビリテーション部部長/「幸せと元気を呼ぶ『らくらく運動療法』:その実際と効果」)
ゆっくり休んだのに反ってカラダが重だるい。だるいから更に休んでいたら余計にカラダが重くなった。
そんな経験のある方もいらっしゃると思います。
休んだつもりが、休み過ぎて、一気に1~2歳カラダが歳を取ったのかも知れません。
それでは確かにカラダも重く感じます。
以前(8月18日ブログ)にも紹介した『カラダが変わる!姿勢の科学』(石井直方/ちくま新書)によると、
加齢にともなう筋肉量の減少というのは、
高齢になっていきなり起こるものではなく、30歳を過ぎた頃から少しずつ始まっているのですが、
30歳くらいというのは、日常生活を行う程度には、筋肉に十分な余力があるため、
実際には筋肉が落ち始めていても気が付かない様です。
ある程度筋肉量の変化を自覚するくらい落ちて来るのは、だいたい四十五歳から五十歳くらい。
五十歳を過ぎると、そのスピードは加速するそうです。
ところで、「具体的にどこの筋肉がどう減るのか」ということについては研究データがあるようで、
「足腰の筋肉ほど加齢の影響を強く受ける」と結論付けられるそうです。
これらは、姿勢をキープしたり、椅子から立ち上がったり、歩いたりと、日常生活の動作で必ず使う筋肉ですので
「極論すると、生きてゆくのに重要な筋肉ほど加齢に影響されやすい」といえる様です。
ところが、セオリーとしては、日常的に活動量の多い筋肉は加齢に影響されにくいはずなので、
なぜ、もっとも活動量の多い足腰の筋肉から衰えてゆくのかは解明されていないそうです。
これに関して石井教授は、
日常生活の動作に必要な足腰の筋肉にとっては『よく使う』ことが『当たり前の刺激』であり、
そのために、年齢とともにだんだん使用頻度や強度が落ちてくると、
その『当たり前の刺激』が少なくなり、
その結果、他の筋肉に比べて早く減ってしまう可能性があるのではないか、と推論しており、
これにはエビデンスもあるのだそうです。
(以上、石井直方著『カラダが変わる!姿勢の科学』ちくま新書)
姿勢を維持するための筋肉をあまり使っていない(=姿勢が悪い)ことも含め、
長い年月にわたって筋肉をあまり使わない習慣を続けることによって、
筋肉の使い方を忘れてしまったり、筋肉が自分の仕事を忘れてしまう、
つまり『退化』してしまうといううケースもあるようです。
(以上、石井直方著『カラダが変わる!姿勢の科学』ちくま新書)
便利な世の中になって、座ったまま、指先一つで何でも出来る時代となり、運動量は減っています。
通勤で歩いている、犬の散歩にも行っている、日常で結構動いている、とは言え、
三年前、五年前と比べると、やはり格段に体を動かす機会が減っていませんか?
それに加えて、悪い姿勢が習慣化していませんか?
年齢と共に、より意識して運動をしてゆかないと、日常動作だけではどんどん老化が進んでゆきます!!
「運動不足が健康に及ぼすリスクは喫煙に匹敵し、
一日につき15分~30分程度の運動をしない人の平均寿命は3~5年短くなる」そうです。
(上月正博教授/東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野教授・東北大学大学院リハビリテーション部部長/「幸せと元気を呼ぶ『らくらく運動療法』:その実際と効果」)
免疫力を上げ、抵抗力のあるカラダにするためにも、出来る範囲で是非意識して身体を動かしましょう!!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
今回は少し毛色を変えて心理学のお話です。
中でもアドラー心理学に関してのお話です。
アドラーはユングやフロイトに比べると日本では知名度が高く無いのでピンと来ない方も多いかも知れませんが、
少し前に話題となった『嫌われる勇気』(岸見一郎著/ダイヤモンド社刊)という本なら
ご存知の方もいらっしゃるかも知れません。
この本の内容はアドラー心理学に基づいたものです。
アドラー心理学がどういうものなのかについては、『嫌われる勇気』の著者による入門書が多数ございますので、
そちらをご覧いただきたいと思いますが、
アドラー心理学の大きな特徴の一つに、原因論ではなく目的論に立脚しているということがあると言われています。
例えば、カウンセリングによって「過去に今の問題の原因を探せば、それまで気づかなかった出来事が思い出され」、
精神科医やカウンセラーに
『あなたが悪かったのではない、あなたのせいではない』と言ってもらえたら
「楽になるかもしれない」。
「しかし、過去のあれこれの出来事を持ち出すだけでは何の解決にもならない」
というのがアドラー心理学の考え方の様です(『アドラー 人生を生き抜く心理学』岸見一郎著/NHK出版刊)。
もちろん、「原因が明らかになって、その原因を変えることによって、症状が改善するということは考えられるが、
過去の出来事が今の問題の原因であるのなら」、戻ることの出来ない過去を持ち出して注目しても
根本的な解決にはならない(『アドラー 人生を生き抜く心理学』岸見一郎著/NHK出版刊)、と言う訳です。
一見冷たいようにも感じますよね。それ故に厳しい心理学であるとも言われています。
でも、その反面、大変な希望を与えてくれる考え方もあります。 その一つが、
『大切なのは何が与えられているかではなく、
与えられているものをどう使うかである』
という考え方です。
アドラーは、
我々は、「『何が与えられているか』にあまりにも注目してしまい、
自分の能力には限界がある、と考える」人が多いと言います(※著作中では「子供」が対象として話されています)。
そしてアドラーは、
「その際、遺伝が引き合いに出される」ことが多いが、
「遺伝の問題はそれほど重要でない。重要なことは、
何を遺伝したかということではなく、幼い頃に遺伝として与えられたものをどう使うかということである」
という考えを示しています。(※以上『アドラー 人生を生き抜く心理学』(岸見一郎著/NHK出版刊)からの引用)
現状の問題を解決する手段としては、
解決すべき原因は何か? を探るよりも、
今あるいはこの先 どうしたいのか? 何が目的か? を明確にしようとする方が良い、ということですね。
ここで思い出すのが、先日8月14日のブログで紹介したウサイン・ボルトのお話です。
重度の脊椎側弯症を抱えていたボルトには、
当初コーチ陣が反対していた通り、側弯症であるが故に短距離への転向を諦める、という選択もあったでしょう。
選手生命を賭け、リスクを負った上で、先ずは側弯症の治療を試みてみる、という選択もあったでしょう。
しかし、ボルトは、脊椎側弯症というハンデを抱えたまま、それをカバーして有り余る体づくりをし、
通常の陸上短距離のセオリーには反した、身体が左右に大きく揺れる走りで
世界最速の男となったのです。
身体的条件が気持ちや考え方に与える影響は大きく、
逆に、思考やこころの状態が身体に与える影響もまた大きいことは言うまでもありません。
どういった思考をするかで身体(体調)が変化する、といっても過言では無いくらいです。
長引くコロナ禍の中で、制約も多く、窮屈に感じることも多い昨今、
からだの健康の為にも、
未来に希望を持った明るく前向きな気持ち(思考)を忘れない様にしたいですね!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
前回、久々のブログでは、元陸上選手のウサイン・ボルトが重度の脊椎側弯症でありながら、
それをカバーして余りあるカラダ作りをすることで世界最速の男にまで登り詰めたお話をしました。
そして、オリンピックを目指す訳ではない我々一般人もまた、
『日常生活に支障なく健康に過ごせれば良いレベル』であれば、
『何かしらの症状の原因となり得る状況がそのままあっても、
少し筋肉を付け、柔軟性を高め、血流を良くし、
日常の生活習慣(動作)を少し改善することでカバー出来る』
症状も多いことを書きました。
『では、具体的に、日常生活の何をどう改善し、どの様なことをすれば良いの?』
と思った方もいらっしゃると思います。
そうした方にご紹介したいのが、
『カラダが変わる!姿勢の科学』(石井直方著/ちくま新書)という一冊です。
以前紹介した『健康の正体』(順天堂大学医学部教授・小林弘幸著/サンマーク文庫)という本では(R3年3月29日ブログ)、
健康の定義が、
「健康とは、37兆個の細胞の一つひとつに
質のよい血液が たっぷりと流れていることである。」
とされていました。
本書では、『健康は姿勢からはじまる』と謳われており、
タイトル通り『「良い姿勢」「悪い姿勢」とは何か?』というお話から、
そもそも「立つ」ということはどういうことか?
更に「立つ」から「歩く」ということ、
そして加齢によるカラダの変化に関するお話などがあり、
その対策としての良い姿勢を作る手軽で様々な運動が紹介されています。
当院に来院される患者さんの中にも、姿勢を気にされている方は多くいらっしゃいます。
このブログでも、『熱中症対策』(R3年5月31日、6月9日ブログ)や、
『スマホが身体や脳へ与える影響』(R3年4月21日、5月11日ブログ)のお話の中で
折に触れて、日常での運動の大切さを説いてきました。
正しい姿勢は何かを知り、“立つ”、“歩く”という動きの基本を理解し、
それを保持する為の運動を知って実践することは、根本的な健康維持の基本にもなると思います。
本書は、入門としても全体を網羅して分かりやすく、
ページ数的にも読みやすい分量の本となっていますので、
機会がございましたら是非ご参考にしてください。
ただし、個々人の抱えているカラダの問題や、カラダの状態、
仕事などを含めた生活スタイルや、その中での問題点、
そしてカラダの改善を目指す目的、などは個人個人で異なりますので、
そうした個別の問題に関しては、施術と合わせて是非当院スタッフにご相談ください。
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
久々のブログ更新です。
治療院のパソコンのトラブル等々でしばらくブログを更新できずにいましたが、
この間に、東京オリンピックが開催され、そして閉幕しました。
オリンピックと言えば、
少し前に引退した世界最速の男・ウサイン・ボルトが重度の脊椎側弯症であることは
NHKの特集番組などでも幾度か紹介されたことがあるのでご存知の方も多いと思います。
体が左右に揺れるボルトのあの独特のランニング・フォームは脊椎が側弯していることに因るものなのですね。
(上の側弯症についての挿入図は、
『病気がみえるvol⑪運動器・整形外科』(医療情報科学研究所編集/メディックメディア発行)より引用)
コーチ陣もはじめはボルトが短距離に転向することを反対したそうですが、
徹底したカラダ作りをし、側弯症をカバーして余りある肉体を作り上げることで、
世界最速にまで登り詰めたようです。
もちろん、我々一般人にはあそこまでの体づくりをするのはなかなか難しいものがあります。
でも同時に、我々一般人はオリンピックを目指す訳でも無いですよね。
ひとまず日常生活に支障なく健康に過ごせれば良いレベルであれば、
症状の原因とされる状況がそのままでも、
少し筋肉を付け、柔軟性を高め、血流を良くし、
日常の生活習慣(動作)を少し改善することでカバー出来る症状は多々あります。
例えば、椎間板ヘルニアの診断があって、しかも画像上のヘルニアはそれほど改善していなくても、
それに伴う症状が消失し、出現することなく過ごせている方は多くいます。
カラダに多少の左右差やアンバランスがあっても、骨に多少の変形があっても、
大きな痛みや不具合を生じずに日常を支障無く過ごせている場合も多くあります。
もちろん、きちんと原因を治療しなくてはならない場合のものもあります。
そうした場合にも、日常でのカラダ作りとカラダの使い方の工夫を行えば
施術効果も効果の持続も高まることは言うまでもありません。
今のカラダの状態は、日々のカラダの使い方の結果
日々の自身のカラダとの向き合い方の結果でもあります。
当院では、経験豊富なスタッフが
施術と同時に、様々な日常での姿勢や動作についてのアドバイスも行わせて頂くようにしています。
時には患者様にとって耳の痛いアドバイスをさせて頂くこともありますが、
多くの方に少しでも快適に日常を過ごして頂きたいと願っておりますので、
皆様からもどんどん質問をして頂けたら幸いです(答えられないことがあったら私たちも勉強します!)。
一緒に健康長寿を目指しましょう!!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
東京は来週にも梅雨入りするとの予報が出ていますね。
実質的にはすでに梅雨の様な日も多く、
一方で30度にも迫る夏日があったりもして、
高温多湿でまとわりつく様な汗に不快感を覚える日も少なくありません。
できればあまり汗をかきたくない、という人も少なくないでしょう。
この時期なんとも不快な汗ですが、発汗の大切な作用のひとつに
カラダから水分が蒸発することによって
上昇した体温を下げ、体温調節を行うという働きがあります。
汗は、汗腺から分泌されますが、
この汗腺、実は、体表にあるすべての汗腺が常に働いている訳ではなく、
その働きをお休みしている休汗腺が一定の割合存在していると言われています。
しかし、常に空調などで調節された快適過ぎる(?)空間に居て汗をかく機会が少なく、
加えて、運動習慣が無くて、定期的に適度な発汗をする習慣が無い様な人は、
この休汗腺が増えてしまうと言われています。
そうなるとどうでしょう?
体温が上昇し、いざ汗をかかないといけない状況になった時に上手く汗をかけず、
適切な体温調整、つまりクールダウンが出来辛くなります。
熱中症になる要因の一つには、気温や湿度などの外界の条件の他、
カラダが上手く体温調整できなくなっていることもある様です。
昨今、異常気象で、身体が暑さに慣れる前に夏日がやって来たり、
夏の熱帯夜も増えたりしています。
加えて、マスク着用により、適度な口からの体温放出が出来難くなっている昨今、
普段から適度に汗をかいて、体温調整が上手く出来るカラダ作りをしておきましょう。
その為には、極端に冷房のきいた部屋に一日中閉じこもらないこと、
適度に運動をして適切な汗をかく習慣をつけること、
などを心がけてください。
もちろん汗をかく際には、水分補給に注意し、脱水症状にならないよう気を付け、
汗をかいた後はこまめに着替え、汗が引いた後にかえって身体を冷やさない様にも気を付けてください。
汗は吸水性の良いタオルでそっと押さえて吸い取るようにし、
ゴシゴシ擦って毛穴が汚れで塞がれない様にもしたいですね。
当然、汗のかき過ぎもまた注意です。
中医学では、汗は“透明の血液”とも呼ばれ、極端な、もしくは異常な発汗は
大出血したことにも等しい体力の消耗を招くと考えます。
今年の夏もまた、“おうち時間”を多くせざるを得ないかも知れませんが、
快適過ぎる(?)お部屋に閉じこもり過ぎず、
適度に運動して適度に汗をかき、
感染対策に気を付けながらも、汗腺を活動させておきましょう!!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
4月21日のブログで、スマホをはじめとするデジタル・モバイルが脳や健康に与える影響を紹介しました。
付き合い方を少し見直してみては?と、
スマホの怖い影響ばかりを列挙してしまいましたが(4月21日ブログ参照)、
今や仕事でもプライベートでも多用せざるを得ないデジタル・モバイル、
「じゃあ、どうすればいいの!?」と思った方もいたと思います。
そんな方に是非ご一読頂きたいのが、その名もズバリ!
『脳を鍛えるには運動しかない!』(ジョンJレイティー・著/野中香方子・訳/NHK出版)
著者は「運動は脳の機能を最善にする唯一にして最強の手段だ」と強調しています。
この本の表紙裏の見出しには、
「運動すると35%も脳の神経成長因子が増える」
「運動で5歳児のIQと言語の能力には大きな差がでる」
といったことの他、
「運動することでストレスやうつを抑えられる」
「運動する人は癌にかかりにくい」
「運動を週に2回以上続ければ認知症になる確率が半分になる」
といったことが挙げられており、
注意欠陥障害や依存症などに与える運動の効果や、運動がホルモンの変化に関わって女性の脳に及ぼす影響なども述べられています。
しばらく前にNHKで放送された「シリーズ・人体」という番組の中でも、
筋肉や骨は、もはや単に身体を動かす為の運動器であるに留まらず、「臓器」として取り上げられていました。
書籍化されている『人体・神秘の巨大ネットワーク・臓器たちは語り合う』(丸山優二・NHKスペシャル「人体」取材班 /NHK出版新書)の中でも、
脂肪・筋肉や、骨、それら自体が、
脳や臓器の様にホルモン様のメッセージ物質を出して、
身体の様々な器官とネットワークして影響を与え、
運動すると大腸がんが予防できたり、
筋肉が出すメッセージ物質があらゆる生活習慣病の原因となる慢性炎症を抑える
などといった効果が期待できるという研究結果が報告されています。
運動をして筋肉をしっかりと使ってあげることは、単に肉体の鍛錬のみならず、
脳や内臓、メンタル面に対しても、
そして様々な疾患の予防に対しても、
思っている以上に良い影響を及ぼすようです。
当院にはスポーツに詳しい者や、養生法、栄養学などに詳しい者など様々なスタッフが在籍しておりますので、
運動を行う上でのコンディショニングや運動後のケアにもぜひご利用ください。
めざせ!健康長寿!!
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