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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
今年もあっという間に三月に入りました。
寒暖の差が激しいながらも比較的暖かい日も多かった冬ではなかったでしょうか?
日本では春は新年度の始りですが、
自然界でも、春は、芽吹き時というように、自然界の万物が新しく生じ、生き生きとした生気が満ちる季節だとされます。
(中国の古い思想では、「春・夏・秋・冬」各々の働き・性質を、「生・長・収・蔵」と表します)
ですから、人も、春は、朝は少し早く起きて庭を散歩するのが良い、と中国の古い医学古典には書かれています。
そのようにして、気持ちも身体ものびやかに、活き活きと生活するのが春の季節に適った養生の方法だ、というのです。
「春眠暁を覚えず」とも言いますが、春は朝ダラダラと寝ていない方が良いようですね。
(逆に、秋や冬は、朝は少し遅く起き、夜は早く寝て、日の出・日の入りに合わせた生活が良いとされています。早起きはともかく、日の入りに合わせた生活というのは、現代社会ではなかなか難しいですね…)
要は、季節に合った規則正しい生活を送り、春は少し活き活き・のびのび、活動的に生活しましょう、ということなのですが、
この規則正しい生活が、現代人には意外と難しいようです……
現在の健康維持の為、そして将来の健康長寿の為にも、年度のはじまりに是非、習慣を見直し、「規則正しい生活」を習慣づけてみてはいかがでしょうか??
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
〜首、肩、腰の痛みや交通事故施術〜
スタッフ全員が経験豊富な国家資格者です♪
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東京都港区芝2-8-13KITAハイム芝201
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
太極拳や気功法など、中国には古くから様々な健康法、養生法が伝わっていますが、
中国の古い養生法や鍛錬法の中では、いわゆる呼吸法のことを「吐納」と呼んでいます。
「吐納」とは、「吐古納新(とこ、のうしん)」、つまり、「古きを吐き出して、新しきを納める」という意味です。
この「吐納(呼吸法)」にも様々な種類や方法がありますが、
呼吸法の要領を表す言葉に「吐鶴納亀(とかく、のうき)」という言葉があります。
「吐くときは鶴(の様に)、納める(吸う)ときは亀(の様に)」という意味です。
これは主にいわゆる腹式呼吸の要領について言ったものですが、どういうことかと言いますと……;
腹式呼吸で吐く時というのは、腹部を凹ますことによって横隔膜が上がり、それによって胸郭が狭まることで肺の空気が吐き出されます。
その際、お腹は、少し窮屈になったズボンやスカートを穿くとき時の様に、腹部を四方八方から凹まします。
それに伴って頭頂部と尾骨とが引っ張り合う様に、脊柱が縦に引き伸ばされ、上体が伸ばされる様になります。
その様をちょうど鶴が伸びをしている様子に例えたのが「吐鶴」という言葉です。
一方、腹式呼吸で吸う(納める)時というのは、横隔膜が下がることで胸郭が広がると同時に、横隔膜によって押し下げられた腹腔が四方八方に広がります。
その際、尾骨を納めて肛門を引き締め、目線はやや臍を見るようにし、脊柱をゆるめて背中や腰部まで十分に膨らむようにします。
少し丸まるようになる(ほんの少しです。猫背はいけません)その様を、甲羅を背負った亀に例えたのが「納亀」という言葉です。
「吐」、「納」という言葉は、「呼」、「吸」という言葉に比べて、単に鼻や口を通じて肺に空気を出し入れするというよりは、もう少し身体の深いところから、そして深いところへの気の出し入れをイメージさせてくれる気がします。
鶴や亀の姿で例えながら身体全体でしっかりと深い呼吸を行うことを表現しているのでしょう。
中国の呼吸法には多くの方法や種類があり、行い方も様々です。
紹介した様な腹式呼吸もあれば、武術などでは逆腹式呼吸も重視されよく行われます。
鼻から吸って口から吐く方法もあれば、吐くのも吸うのも口を閉じて鼻から、という方法もあり、
目的や呼吸法を練習する人の身体の状況に応じて使い分けたりもします。
吐く時に五臓六腑に対応した特定の発声を行いながら吐いて臓器を刺激する、などといった方法もあります。
中国の養生法以外にも、ヨガの呼吸法や、禅の呼吸法など、呼吸法には様々な方法があります。
現代人は呼吸が浅くなりがちだと言われており、様々な不調の原因にもなります。
ご自分の目的や状況に合った呼吸法を見つけて、出来ればはじめは一度きちんと学んでみると良いと思います。
当院スタッフ・西村による呼吸に関するブログ(8月27日、9月14日ブログ)もお役に立つと思いますので非参考にしてみてください!!
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
パラリンピックでの日本人選手の活躍が連日報道されていますね。
ところで、パラリンピックの「パラ」がどういう意味なのか?皆さんご存知でしたか?
恥ずかしながら私は最近になってはじめて知ることとなりました。
元々は「下半身麻痺」を意味する「パラプレジア」という単語から取られた様ですが、
その後、下半身麻痺以外の幅広い障がいの方達へも出場資格が広げられたことから
「もう一つの」あるいは「平行」を意味する「パラレル」を意味するものとの解釈に変わっていったそうです。
ちなみに、
「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。」
というのは、パラリンピックの父と呼ばれた
イギリスの医師・ルードウィヒ・グリッドマン博士の言葉だそうです。
私は、この言葉を知って、
これは、障がい者スポーツを行う選手の方達だけに向けられた言葉では無く、
すべての人々に向けられた言葉、
すべての人々に当てはまる希望の言葉の様に思い、
こころに響きました。
昨今、自然災害や長引くコロナ禍によって生活は一変し、様々な制約を受けることも少なくありません。
今まで当たり前にあった環境が無くなったり、
今まで当たり前に出来ていたことが出来辛くなったりしています。
そして、そういうことが、いつ我が身に降りかかるか分かりません。
そして何よりも、私たち生物は必ず老い衰えて行きます。
老いは必ず今まで通りでは無い身体状態を出現させます。
そうしたことを考えた時、この
「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。」
という言葉は、強く前向きな希望を与えてもらえる言葉に聞こえませんか?
思考が身体に与える影響は少なくありません。
健康の状態は思考のあり方の反映だと言っても過言ではないかも知れません。
8月14日のブログで紹介したウサイン・ボルトのお話し然り、
8月25日のブログで紹介したアドラーの『大切なのは何が与えられているかではなく、
与えられているものをどう使うかである』という考え方また然り。
健康の為にも、先人の言葉に学び、前向きな考えを持ち、
そして心身ともに健康であるようになりたいものですね。
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