Blog記事一覧 > 健康リスク | 芝公園・浜松町・赤羽橋・三田 芝公園整骨治療院の記事一覧
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
タイトルにあげた『座りすぎが寿命を縮める!』は今月発売の雑誌「Tarzan」の表紙に書かれた文言です。
座り過ぎがカラダに良くないことは以前にこのブログでも何度か取り上げましたね。
今や、「飲酒」や「喫煙」と同等(いやそれ以上?)の健康リスクとも言われる日本人の「座り過ぎ」問題。
特にコロナ禍以来、各所で取り上げられていますが、今回、雑誌「Tarzan」が特集として取り上げています。
本誌では、先ず、エビデンスのある健康リスクとして、
〇寿命が短くなる。
〇がん死亡リスクが1.5倍に上がる。
〇コロナが重症化しやすい。
〇抑うつ・不安を抱えやすい。
といったことが挙げらています。
また、皆さんが考えがちなこととして、
「週末に運動しているから平気でしょ」といったことも、
実は「座り過ぎのリスク」を帳消しには出来ないことも説明されています。
つまり、健康リスクを減らすためには、とにかく座りっぱなしの時間を短くし、こまめに動くのが良い、ということです。
とは言え、お仕事柄、どうしても長時間座らなくてはならない、という方も多いでしょう。
そういった方の為に、本誌では、「座りすぎを避けるアイデア集」や、
『ゼロポジ座り』と呼ばれる負担の少ない「正しい座り方」も紹介されています。
そして、この正しい座り方についても、「ソファー」や「ローチェア」、「背もたれが低い椅子」など、椅子の種類ごとの座り方や、「床座り」や「運転席」での座り方など、様々なケースごとでの注意すべき悪い座り方とその改善点が取り上げられています。関連して「椅子の商品紹介」があるところは「Tarzan」らしい。これらは参考になると思います。
もちろん「Tarzan」らしく、補助的な「筋トレ」や「ストレッチ」も紹介されています。
その他、座り過ぎによる弊害だけでなく、座り過ぎを少なくすることによるメリットも紹介されています。
メリットを知ると、「座り過ぎを気を付けよう」と思いますよね。
座り過ぎを減らして、立つ時間を増やした時のために、
「立ち疲れしないカラダ」になるための「立つときの正しい重心のライン」や「立つときに必要な筋肉」についても紹介されています。
立つことで「海馬の容量が増して認知機能がアップ」するといった「立つとカラダに良いこと」は、知ると座り過ぎを減らす動機にもなります。
座る、立つ、動く、といった日常生活の基本的動作について情報盛りだくさんの今月号「Tarzan」。
ご興味がある方は是非ご参考にしてください。
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
〜首、肩、腰の痛みや交通事故施術〜
スタッフ全員が経験豊富な国家資格者です♪
お気軽にお問合せ下さい♪♪
東京都港区芝2-8-13KITAハイム芝201
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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
パソコンでの仕事が増えている上に、仕事以外でもモバイルに向かっている時間が多くなり、コロナ禍も手伝って、皆さん、座りっぱなしの時間がどんどん増えているのではないでしょうか?
一日に座位を取っている時間が11時間以上の人は、同じく一日4時間以下の人に比べて、死亡リスクが約40%高まるなどというデータがあります。
日本人の一日の平均座位時間は、世界最長の7時間だということですが、
長時間の座りっぱなしは、喫煙や飲酒と同様に、心筋梗塞、脳血管疾患、肥満、糖尿病、がん、認知症などの健康リスクが高まる、と言われています。
また、メンタル・ヘルスへの影響に関しても、一日の坐位時間が12時間以上の人では、同じく6時間以下の人の3倍のリスクがあるとの報告も見られます。
しかし、私がこれらのデータや研究報告を見ていて一番気になったのは、
上述の様なデータ、つまり「一日の座位時間が長いことによって引き起こされる健康リスク」が、
「運動習慣の有無にかかわらず」、あるいは「定期的な健康増進プログラムへの参加の有無にかかわらず」、上記の様な結果であるとされていたことでした。
つまり、定期的な運動を行っても、同一姿勢を続ける(≒動かない)時間が長いことによって生じるリスクは帳消しには出来ない、という訳です。
これは運動をしても意味がない、と言っているのではないでしょうし、
もちろん運動習慣は無いよりもあった方が、運動を行ったなりの健康メリットはあるはずです。
しかし、定期的に運動をしているからといって安心してはいけない、
カラダにメリットとなること(=定期的な運動)を行う一方で、
デメリットになる習慣(=長時間の座位)を減らさないと、そのリスクは高くなる、ということです。
とは言え、仕事で長時間の座位を余儀なくされている方も多いと思います。
仕事中は、せめてタイマーをかけてでも、時間を決めて定期的に立ち上がるようにしたり
(30分毎が理想ですが、現実的でなければ、せめて1~1.5時間に一度は座りっぱなしを解除して欲しいですね)、
座っている時も出来る限り負担の少ない正しい座位姿勢を習慣づけるなど、リスクを最小限にする工夫を行いたいものです。
また、お仕事で疲れているとは思いますが、
仕事以外の時間では座りっぱなしになる時間を極力減らす様にできれば良いと思います。
また、正しい座位姿勢を維持するのも、習慣づいていないとなかなか大変なことだと思いますので、
これもまた、お仕事で疲れているとは思いますが、
仕事以外の時間を利用して正しい座位姿勢を維持できるための体幹トレーニングを行うなどの対策ができると、
座位による健康リスクを下げると同時に、運動によるメリットを得る方法として良いのではないかと思います。
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