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運動習慣が付きにくい方は | 芝公園・浜松町・赤羽橋・三田 芝公園整骨治療院

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運動習慣が付きにくい方は

2022.10.04 | Category: 健康情報

こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。

 

運動しなくちゃ、と思いながらも、なかなか運動習慣付かなくて困っているという方、意外と多いのではないでしょうか。

 

「行動経済学」という言葉を聞いたことがあると思います。

某お笑い芸人のコマーシャルでもこのワードが使われていたので、耳にしたことがある方は多いでしょう。

「行動経済学」とは、「経済学」+「心理学」という観点で、「人間の持つ『非合理的』な部分にフォーカス」し、「実際の消費者の行動から理論を形成する学問」ということだそうです(阿部誠監修『行動経済学』新星出版社/上写真)

例えば、レジ横(前)の小物商品を会計前につい購入してしまう心理や、

TVショッピングでつい買ってしまう心理などを、学問として理論形成したもの、ということです。

人間の非合理的な行動心理にフォーカスした学問ですので、「行動経済学が役に立つのは、消費行動に限った話ではない」(阿部誠監修『行動経済学』新星出版社)とも言われています。

例えば、コロナ禍以来、ソーシャル・ディスタンスの為の足型矢印が床に貼られています。これは、客が自然と店側の導線に沿って行動し、密集を回避するように促すものです。これも「行動経済学」の理論の活用(応用)の一つだそうです。

 

素人の私は、少し前にメディアに取り上げられていた「仕掛け学」という学問に似ているなぁ、とも思いました。

「仕掛け学」は、どういった「仕掛け」をすると、人の行動を上手く誘導できるのか、といったものでした。

以前にTVの番組で観た実験は、例えば、

玄関で靴を揃えない子供に、「ちゃんと揃えなさい!!」と叱ったり、玄関に「きちんと揃えましょう」という貼り紙をするよりも、玄関の靴を置くべき場所に「足型」を描くことで、子供は遊び感覚で自然とそこに合わせて靴を置くようになる、とか、

エスカレーターと階段のある場所に、「健康の為に階段を使いましょう!」といったパネルを立てるより、階段の側面に、上った段数に応じたカロリー消費を表示した方が、自然と階段使用率が上がる、といった方法でした。

「行動経済学」の中の『ナッジ』という理論」は、「ヒジで小突くようにして他人に行動を促す」という理論だそうですが、最近、この理論の様々なシーンにおける活用が注目されているようです(阿部誠監修『行動経済学』新星出版社)

 

つまり、「行動経済学」の理論は、経済活動だけでなく、「人の行動」が関わるものにはすべて多様に応用できるものです。

 

冒頭で「運動習慣」の話しをしておきながら、突然「経済学」と言い出して、「一体、何の話だ?」と思った方、ここで繋がりましたか?

そうです。運動しなくちゃ、と思いながらも、なかかか運動習慣が付かなくて困っているという方、階段とエスカレーターの例の様に、「行動経済学」理論応用して運動習慣をつける工夫をしてみては?というのが今回のお話です。

仕事にも役立ち、自らの健康や生活習慣にも役立ち、一石二鳥かも知れません(笑)。

 

 

 

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