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こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
前回につづき、一年前のブログで紹介した熱中症対策を再度紹介したいと思います。
前回お話しした様に、適切に汗をかけるカラダを作っておくことは体温調節には大切なことです。
しかし、発汗するということは、同時に脱水にも気を付けなくてはなりません。
汗をかく運動を行う際には事前の水分補給や発汗後の水分補給に注意を払ってください。
猛暑日や熱帯夜にあっては、入浴前の水分補給や、就寝前の水分補給にも気を配りたいものです。
運動の時の分かりやすく目に見える発汗以外にも、人は自然蒸散でカラダの水分を失っています。
脱水症状に陥りやすい原因のひとつには、
カラダに水分を蓄えておくことの出来る量が多いか少ないか、ということもあります。
そして、そのカラダの保水量は、ある程度、筋肉量に比例します。
しっかりと筋肉に刺激を与える運動をして、筋肉を落とさない様にしておくことは、
カラダの保水量を増すことにもつながり、脱水や、熱中症の予防対策にもなるのです。
筋肉量に比例するのはカラダの保水量だけではありません。
血糖の取り込み能力もまた筋肉量に比例します。
つまり、筋肉をしっかりと使っておくことは糖尿病の予防や対策にも有効なのです。
逆に、脂肪細胞からはインスリンの作用を阻害して、血糖の取り込みを邪魔する、
つまり、血糖値を下がりにくくするホルモン(レジスチン)が放出されます。
ある程度しっかりと筋肉に刺激を与える運動をして、筋肉を落とさない様にしておくと、
熱中症予防対策にも、糖尿病などの生活習慣病の予防・対策にもなるのです。
運動嫌いの人には耳が痛いお話かも知れませんが、
何もハードな筋トレをしてムキムキにならないといけない訳ではありません。
先ずは、座りっぱなしの時間を減らし、歩いたり階段を昇り降りする機会を少し増やすことからでも構いません。
”おうち時間”が増えている昨今、家の中や近所で出来る範囲で良いので、
工夫をして筋肉に少し刺激を与えてあげましょう。
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