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街中どこでもマイ・エクササイズジム! | 芝公園・浜松町・赤羽橋・三田 芝公園整骨治療院

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街中どこでもマイ・エクササイズジム!

2024.11.22 | Category: 健康情報,猫背・姿勢改善,首肩のコリ・痛み

こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。

 

『寂しい生活』(稲垣えみ子・著/幻冬舎文庫)という本を読んだことはありますか?

題名には「寂しい」とありますが、内容は決して寂しい本ではなく、楽しく読める本です。

少し前の本ですが、一時期メディアにも取り上げられたので、ご存知の方もいらっしゃると思います。

この本の著者は、原発事故をきっかけに節電をはじめたのですが、

それが単なる節電にとどまらず、

身の回りの家電製品を次々と手放して、ほぼ電気を利用しない生活を送るようになります。

その様子と、その過程で得られた様々な(悟りにも似た)気付きが紹介されたのがこの本です。

 

この著者は、『電気は無いもの』として生活するので、外出した先では、もちろんエレベーターやエスカレーターは一切使いません

そうした生活を続けていく内に、著者は、階段を昇り降りしても段々と息が切れることがなくなり、体幹が鍛えられてゆくのを実感していったそうです。

そこから、著者は、高いお金を払ってジムに行かなくても、街中がどこでも『マイ・エクササイズジム』だと気付くに至ります。

 

そうなんですよね。その気になれば運動する機会はどこにでもあるんですよね (^^;

 

その他にも、この本には色々と面白く、参考になる(と私は感じた)様々な『節電』にかかわるエピソードが紹介されています。

 

そして、最後はなんと哲学的(?)に、

『家電のことを突き詰めて考えてゆくと、結局は「生きるとはどういうことなのか」という問題に突き当たってしまう』という考えに至ったことが書かれています。

家電は確かに便利で私たちの生活を豊かにしたように思えますが、

『人間が「できること」を機械に譲り渡していくと、人間のすることはどんどんなくなってゆきます』

『私たちは便利になったと喜んでいる一方で、「生きる」ということを少しづつ手放しているんじゃないか?

動くこと生きているというこということであり、生きているということは動くことなんじゃないでしょうか?』

という思いに至ったことも述べられています。

健康長寿を考える上でも、人生を考える上でも、なかなか考えさせられることの多い一冊でもありました。

 

このブログでも、運動する(動く)ことの大切さを色々と紹介してきましたが、その観点からも、参考になる本だと思います。

もちろん、「節電」に関することも、物価高騰の中での節電のヒントになることもあると思います。

まだ読んだことのない方は是非この年末年始にでも読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
〜首、肩、腰の痛みや交通事故施術〜
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東京都港区芝2-8-13KITAハイム芝201
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一日で一歳老化する??

2021.09.10 | Category: 健康情報

こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。

 

皆さん、筋肉たった一日一歳老化する、と聞いたらどうですか?

 

ある論文によると、「ヒトは通常30歳ぎると、

1をとるごとに、平均1%づつ筋肉量筋力低下する」そうですが、

トイレ食事時以外たままで過ごすと、一日1%筋肉量・筋力低下」し、

「ましてや、完全安静にしていると、一日2%の筋肉量・筋力が低下してしまう」そうです。

「つまり、たった1日安静でなんと1~2歳老化してしまう」のだそうです。

(上月正博教授/東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野教授・東北大学大学院リハビリテーション部部長/「幸せと元気を呼ぶ『らくらく運動療法』:その実際と効果」)

 

ゆっくり休んだに反ってカラダが重だるいだるいから休んでいたら余計カラダなった。

そんな経験のある方もいらっしゃると思います。

休んだつもりが、休み過ぎて、一気に1~2歳カラダがったのかも知れません。

それでは確かにカラダます。

 

以前(8月18日ブログ)にも紹介した『カラダが変わる!姿勢の科学』(石井直方/ちくま新書)によると、

加齢にともなう筋肉量の減少というのは、

高齢になっていきなり起こるものではなく、30歳を過ぎた頃から少しずつ始まっているのですが、

30歳くらいというのは、日常生活を行う程度には、筋肉に十分な余力があるため、

実際には筋肉が落ち始めていても気が付かない様です。

ある程度筋肉量の変化を自覚するくらい落ちて来るのは、だいたい四十五歳から五十歳くらい。

五十歳を過ぎると、そのスピードは加速するそうです。

 

ところで、「具体的にどこの筋肉がどうるのかということについては研究データがあるようで、

「足腰筋肉ほど加齢影響けると結論付けられるそうです。

これらは、姿勢をキープしたり、椅子から立ち上がったり歩いたりと、日常生活の動作で必ず使う筋肉ですので

「極論すると、きてゆくのに重要筋肉ほど加齢影響されやすい」といえる様です。

ところが、セオリーとしては、日常的に活動量の多い筋肉は加齢に影響されにくいはずなので、

なぜ、もっとも活動量の多い足腰の筋肉から衰えてゆくのかは解明されていないそうです。

これに関して石井教授は、

日常生活の動作に必要な足腰の筋肉にとっては『よく使う』ことが『当たり刺激』であり、

そのために、年齢とともにだんだん使用頻度強度ちてくると、

その『当たり刺激』少なくなり、

その結果、筋肉べてってしまう可能性があるのではないか、と推論しており、

これにはエビデンスもあるのだそうです。

(以上、石井直方著『カラダが変わる!姿勢の科学』ちくま新書)

 

姿勢を維持するための筋肉をあまり使っていない(=姿勢が悪い)ことも含め、

長い年月にわたって筋肉をあまり使わない習慣を続けることによって、

筋肉の使い方を忘れてしまったり、筋肉が自分の仕事を忘れてしまう

つまり退化してしまうといううケースもあるようです。

(以上、石井直方著『カラダが変わる!姿勢の科学』ちくま新書)

 

便利な世の中になって、座ったまま、指先一つで何でも出来る時代となり、運動量は減っています。

通勤で歩いているの散歩にも行っている日常で結構動いている、とは言え、

三年前、五年前と比べると、やはり格段に体を動かす機会が減っていませんか?

それに加えて、悪い姿勢が習慣化していませんか?

年齢と共に、より意識して運動をしてゆかないと、日常動作だけではどんどん老化が進んでゆきます!!

 

「運動不足が健康に及ぼすリスクは喫煙に匹敵し、

一日につき15分~30分程度の運動をしない人平均寿命は3~5年短くなる」そうです。

(上月正博教授/東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野教授・東北大学大学院リハビリテーション部部長/「幸せと元気を呼ぶ『らくらく運動療法』:その実際と効果」)

免疫力を上げ、抵抗力のあるカラダにするためにも、出来る範囲で是非意識して身体を動かしましょう!!

めざせ!健康長寿!!

 

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