お天気痛の対処法
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
前回(4月7日)、前々回(4月5日)と、「天気痛」についてそのメカニズムをお話ししてきました。
今回はその対処法についてお話ししたいと思いますが、
「お天気痛」は、冷房による「夏ばて」や「冷え性」と原因が似ているとも言われています。
「気温」や「湿度」、「気圧」が身体に与える影響、主に「気圧」の影響については前回(4月7日のブログで)お話ししました。
「湿度」について補足をすると、
雨が降ると当然湿度が上がりますが、
湿度が高いと汗が引にくくなり、体が「むくみ」やすくなります。
「むくみ」も血行を低下させるので疲労物質がたまる原因となります。
また体液中のカルシウムイオンが薄まって筋肉や神経が過敏になり、痛みが出やすくもなります。
さらに汗が引きにくいことによって体温調節がしにくくなり、自律神経のバランスも乱れてきます。
つまり、雨降りの前後の「気圧の変化」と「湿度の上昇」による
「自律神経の失調」+「むくみ」+「血行不良」が
「天気痛」や「気象病」を引き起すのです。
そう、つまり冷房による「夏ばて」や「冷え性」に似た状態です。
したがって、「天気痛」や「気象病」は、対策も「夏ばて」や「冷え性」とかなり共通します。
これらの症状に有効な方法のひとつにお風呂があげられます。
お風呂で汗をかいて余分な水分をすっきりと流し出し、血行をよくすると良いでしょう。
そしてお風呂あがりには、症状悪化の要因となる「湿気」と「冷え」を防止するため、
身体をしっかりと拭いて、
血行を妨げない様なゆったりとした、
そして続いて出てくる汗が引きやすいような通気性と吸湿性がよい服装をしてください。
血行を良くすることが健康にとって如何に大切なことかについては、
3月29日のブログ(「健康の正体」)もご参考ください。
こうしたご自身でのセルフケアで間に合わない場合には、
マッサージや整体などで血行を良くすることももちろん有効です。
冷えや自律神経の調整には針やお灸も良いと思います。
これからこの先、梅雨の時期を迎え、冷房の効いた夏がやってきます。
体調は早め早めに整えるように心掛けてください。
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