筋肉の働き
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
このブログでも度々「運動」すること、つまり自分自身で「筋肉」を動かす、「筋肉」に刺激を与えることの大切さを書いてきました。
今日は、「なぜ筋肉を働かせることが大切なのか」を理解して頂く為に、「筋肉の作用」のいくつかを紹介したいと思います。
筋肉には、「力を発する」、「関節を動かす」、「体を支える」、「脂肪を燃やす」といった代表的な働きがあります。
こうした「運動器」としての働きは誰しもイメージしやすいですよね。
それ以外にも筋肉には次の様な働き(作用)があります。
〇筋肉量が多いほど体に「水分」を蓄える力が増します。つまり筋肉(量)は夏の「熱中症対策」として働きます。
〇同様に、筋肉量が多いほど「糖」を取り込む力が増えます。つまり筋肉(量)は「糖尿病対策」としても働きます。
〇ゆっくりとした筋トレによって筋肉中に蓄積された乳酸や二酸化炭素は、脳下垂体を刺激し、「成長ホルモンの分泌」を促します。成長ホルモンの分泌は、代謝を上げ、「アンチエイジング」にもつながります。
〇筋肉を活発に動かすことで脂肪分解酵素が活性化され、悪玉コレステロールが減少し、善玉コレステロールが増加します。結果、「動脈硬化予防」の効果があります。
〇身体が危機的状況に陥った時に筋肉を分解することで出る物質は、リンパ球を増加し、「免疫力をアップ」します。
この様に、運動をして筋肉を動かすことで、筋肉は様々な働きをします。
これら以外にも、近年では、
〇筋肉はもはや「内分泌器官」のひとつとしての働きもある。
〇筋肉(運動)が「脳」に影響を与える。
〇筋肉にかかるストレスは「メンタル面でのストレス強化」になる。
〇運動と休息のメリハリによって交感神経と副交感神経の切り替えのメリハリが付き、「自律神経の調整・安定」にもつながる。
などといったことなども盛んに言われています。
とは言え、「運動は苦手」という方もいるでしょう。
しかし、何も歯を食いしばった激しい筋トレや、ヘトヘトになる様なハードな運動が必要な訳ではありません。
便利な世の中になって、座ったまま指先ひとつで様々なことが完結するようになった現代、単純に日常生活での動作負荷が減っています。
ジムや運動教室に通わなくても、先ずは座りっぱなしを減らし、歩く機会を増やしましょう。
そして、時々は軽く息が上がる程度のウォーキングをしたり、
また時々は、筋肉に少し張りが出る程度の運動をすることから始めてみましょう。
その積み重ねで、数年後のあなたはきっと元気です!
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