お天気痛 (その1)
こんにちは。芝公園整骨治療院の藤本です。
ここ数週間、週末の度に大雨という状況が続きましたね。
先週までは初夏のような陽気が続いていましたが、今週は気温もまた少し下がるようです。
このように気温の上がり下がりや気圧の変動が大きいと、体調を崩したり、元々あった痛みが再発、もしくは悪化するという人が少なくありません。
このような天候によって発症したり増悪する痛みを『天気痛』、
痛みに限らず、天候や気温・気圧・湿度などの気象条件の変化が症状の変化の引き金になる疾患を『気象病』といいます。
これらはれっきとした学術用語で、研究が進められています。
交感神経と副交感神経からなる自律神経のうち、
「痛み」と関連が強いのは 体のテンションを上げる「交感神経」の方です。
一般には、
『気圧は低い』と、また『温度は下がる』と、そして『湿度は高い』と、
交感神経の作用で「痛み」を感じやすくなると言われています。
「寒い(気温が低い)」と「交感神経」が優勢になることはよく知られていますし何となく感覚的にも分かりますよね。
そもそも、交感神経の作用で痛みが増すのは、筋肉や関節周辺では、血管を収縮させ、血行が悪くなり、疲労物質がたまることが主因です。
血流が悪くなると不調がある部分への酸素の供給も下がります。
一方、脳の血流に関しては逆に血流を増やすため、血管の拍動が主原因の偏頭痛も起きやすくなります。
さらに、「痛い」という感覚自体が交感神経を刺激して「痛みの悪循環」につながります。
これが「気候」が「痛み」に影響を与えるメカニズムの一部ですが、
リュウマチの症状などは『寒い』けれど『湿度も低い』冬にむしろ軽くなる方も多いことから、
特に「痛み」に関しては、「温度」に較べて『気圧』と『湿度』の影響力が大きいとも言われています。
しかし、「気圧」に関しては、気圧が下がると「副交感神経」が優勢になるとも言われています。
ん?一見、矛盾する様ですね。
では、「気圧」の変化はどのように痛みを誘発してしまうのでしょうか?
これについては次回お話したいと思います。
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