免疫力アップには睡眠、体温、そして笑い
こんにちは、芝公園整骨治療院の藤井です。
新型コロナウイルスによる影響で先行きの見えない不安が続いています。
なので今回は免疫のお話です。
免疫とは生物に備わっている身体の防御機能で特に対外物質から体内環境を守るためのシステムのこと。
これが正しく働いていれば病気になることはほぼ無いわけですが、現代社会は免疫力が低下しやすいのが実状です。
ヒトの免疫機能について詳しく書いていくと難しい話になるので、免疫のなかでも「NK細胞」と呼ばれる免疫細胞に限定してお話を続けます。
「NK細胞」はナチュラルキラー細胞とも呼ばれる免疫細胞で、体内では緻密に連携する免疫システムからは独立した先行防衛隊のような働きをします。
つまりNK細胞は常に体内を巡回し対外物質や有害物質を見つけた場合に即座に攻撃をして身体を守ってくれているのです。
ならばNK細胞の働きを活発にしたいところですね。そのためには。。。
良質な睡眠をとる
NK細胞は副交感神経が優位に働いているときに活発化します。つまりリラックスしているときですね。
特に睡眠はリラックス状態をある程度長い時間続けられるので免疫にも重要な時間です。
睡眠が浅い、寝起き時に身体が重いなどの自覚がある方は一度ご相談ください。整体治療で改善できるものもあります。続いて。。。
体温は高めに維持
免疫全般に言えることですが、体温が高めのときに免疫細胞は働きやすくなります。平熱が平均で36.5度の人が発病しにくいというデータもあるようです。
適度な運動を定期的に行うのはとても効果的です。ただし急激に激しい運動を行うことは逆効果を生む場合がありますから要注意。
普段運動不足気味の方はウォーキングやストレッチなどから始めてみましょう。
筋トレにより筋肉量を増やすのも体温維持に効果アリ。
また、食事などで身体を冷えから守るのも良いでしょう。寝起きに白湯を飲むのはとても良いことです。おなかが温まるだけで免疫は活発化します。
これは免疫細胞の6割から7割が腸に存在するからです。発酵食品を積極的に摂取して腸内環境を整えることも重要です。
よく笑う
笑うことにより「神経ペプチド」が体内で生成されます。
神経ペプチドとは神経伝達物質や神経機能調節物質の総称で50種類以上が確認されていますが、笑うことで作られる神経ペプチドは血管やリンパ管を使い体内をめぐりNK細胞の表面に付着しその活動を活発化することが確認されています。
「笑い」は自律神経を副交感神経優位に変えてくれます。これもNK細胞が働きやすい状態でしたね。笑うことは健康を維持することにつながるわけです。
先日の志村けんさんの訃報はとても悲しい知らせでしたが、追悼番組によりお茶の間を笑いで包んでくれました。
名実ともに一流のコメディアンである彼が残してくれた数々のコント作品は「笑い」によって我々を守ってくれるのだと思うと胸が熱くなります。
外出自粛が続くなか、色々なバラエティ番組などで笑って免疫力を高めるのも良いですね。
今回はNK細胞について書いてみました。
よく噛むことでもNK細胞は活発化すると聞いたこともあります。噛むことはストレス発散作用もあるそうです。
現代の食事は噛む回数が少なくてすむ食べ物が多いように思います。ガムやグミなどで噛む回数を増やすといいかもしれませんね。
ワクチンや薬の開発が待たれるなか自身の免疫力を高めることは非常に重要な対抗手段です。
外出や施設の利用などに抵抗もあるとは思いますが、整体やマッサージにより血行を促進し疲労回復を早めることは免疫を正常に働かせることにつながります。
疲れや痛みがあるときは我慢せずに信頼できる施設をご利用することをお勧めします。
そのときに当院が候補にあがればよりうれしいです。
芝公園整骨施術院・鍼灸院・整体院
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